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平成30年 6月定例月議会−06月25日-04号

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  1. 大東市議会 2018-06-25
    平成30年 6月定例月議会−06月25日-04号


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    平成30年 6月定例月議会−06月25日-04号平成30年 6月定例月議会          平成30年6月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      平成30年6月25日(月)  午前10時開議  (第4日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 議案第33号 市道道路線の認定について 日程第 4 議案第34号 大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更およびこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について 日程第 5 議案第40号 新田中央公園再整備工事(第2期)請負契約について 日程第 6 議案第41号 H30新田地内水路整備工事請負契約について 日程第 7 議案第42号 大東市立こども診療所の指定管理者の指定について 日程第 8 議案第35号 大東市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 9 議案第36号 大東市市税条例等の一部を改正する条例について 日程第10 議案第37号 大東市重度障害者の医療費の助成に関する条例および大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第38号 大東市指定地域密着型サービス事業者の指定ならびに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第39号 大東市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第31号 平成30年度大東市一般会計補正予算(第1次)について 日程第14 議会議案第6号 議員の派遣について
    日程第15 決議第 2号 大阪北部地震(仮称)発生にかかる地震対策に関する決議 日程第16 決議第 3号 ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第16まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員     8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        大 石 達 也   危機管理監        東   克 宏   地方創生局長        北 本 賢 一   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        北 田 哲 也   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        青 木 浩 之   福祉・子ども部長        澤 田 芳 彦   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        森 田 修 司   教育委員会学校教育部長        岡 本   功   教育委員会学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員会生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        北 田 吉 彦   総務部総括次長兼総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        石 田 景 俊   事務局参事補佐        植 杉 郁 朗   事務局上席補佐        北 野 鉄 郎   事務局主査        三 木 可奈子   書記        椎 葉 有理恵   書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前9時59分開議 ○水落康一郎 議長  これより本日の会議を開きます。  最初に、議会運営委員会委員長から御報告願います。  大束議会運営委員会委員長。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)おはようございます。  過日開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、本日、議会議案第6号「議員の派遣」につきましては、提案いたしますので即決でお願いいたします。  次に、本日、決議第2号「大阪北部地震(仮称)発生に係る地震対策に関する決議」及び決議第3号「ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書」、以上2件の決議を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  最後に、平成30年9月定例月議会の日程につきましては、お手元に配付しておりますとおり、会議期間(案)のとおり予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。  木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、石垣議員及び澤田議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  22日に続き一般質問を行います。  なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるよう、最初にお願いしておきます。  22日は児玉議員の質問で終わっておりますので、本日は天野議員より質問を許します。  最初に、一問一答方式で、12番・天野一之議員。(拍手) ◆12番(天野一之議員) (登壇)議場で傍聴の皆様、中継録画をごらんの皆様、おはようございます。  議長より御指名いただきました12番、日本共産党議員団、天野一之でございます。よろしくお願いいたします。  先日、1週間前、18日に大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。通勤・通学時間と重なりまして、登校中の小学生がブロックの下敷きになり亡くなる。登校の見守りに向かう途中のボランティアの高齢者が亡くなるなど深刻な被害がありました。亡くなられた方と御家族にお悔やみを申し上げ、被災された方にお見舞いを申し上げます。  日本共産党は対策本部を設置し、被災地域の議員と国会議員団を初め、被害状況の把握、住民の安全確保、生活再建に努めています。  大東市におきまして、私は居住地域で揺れのおさまった直後、集団登校中の児童の方がいらっしゃいました。学校に向かうか、家に帰ったほうがよいか、不安に思うところに遭遇いたしまして、学校まで数十メートルから注意を払って、学校で指示をもらうように言いました。しかし、順路には、学校のブロック塀があり、無事ではあったものの、市内の小・中学校におけるブロック塀などの破損を考えると的確な判断について、私自身考えさせられております。  その後、私の居住地域などの状況確認及び生活相談者の方で、独居や住宅事情に課題のあると見られる方を訪問してまいりました。既に、地域を自治会役員さんや、児童民生委員さんが安否確認に回られている状況でございました。大東市でとうとい人命が失われることがなかったのは、今回に限り幸いではございましたが、今後、独居高齢者、空き家の対応については、早急に取り組む必要があると考えております。  さて、本日は通告に従いまして、大項目3点の質問を行います。  まず1点目、深野北小学校跡地活用の今後の事業評価、計画の進捗についてでございます。  その中で、公民連携条例をどのように適用させるのかということで本日質問いたします。  去る3月議会議決の公民連携に関する条例で、リードプロジェクトで既に出ておりますこの深野北小学校跡地活用に関して、条例をさかのぼって適用すると答弁があったと思います。今、跡地活用事業においてのその条例の適用と市の考え方についてお伺いいたします。  小学校跡地の利活用については、これまでも住民からどのような内容になるのか、わかりにくいの声がまだあります。この間の議会での常任委員会や深野北小学校跡地活用の協議会の中で、幾らかは事業内容の進捗は報告されておりますが、施設全体の利活用の全容がまだ見えてこないと受け取られる点がございます。  また、今年度の予算においても、プール解体工事を行うなど、リードプロジェクトとして食・文化・歴史・スポーツのテーマは示されているものの、全体的な事業の展開が住民合意に基づき、いつ、どのような内容で進むのか、まだ不明ととられる点も残っております。  先日の住民への内覧会におきましても、計画の点や住民からの合意に結びつかない質問が出されております。この際、事業計画の評価、そして事業の見直しも始め、住民要望も改めて組み込んで、合意を得る必要があると考えております。  そこでまず、この公民連携条例、どのように適用していくかお伺いいたします。  そして大項目2点目、平和教育において、市民に開かれた戦争体験の資料収集・観覧の充実についてでございます。  大東市は非核平和宣言都市平和首長会議参加都市として、まずふさわしいという立場から、今、戦争体験者、被爆者の高齢化から体験を次世代に引き継ぎ、教育現場を初め、生涯学習の点からも、市民全体に戦争の悲惨さを伝える体験談聞き取りや資料観覧を充実できないかという1つの質問です。  ことしで戦後73年目の夏を迎えてまいります。私を含め、戦争を知らない世代がふえ、戦時の体験を伝えられる方も高齢になられております。私は広島県に生まれ育った経歴がありまして、幼少から被爆体験を聞いて育った、小・中学校でも毎年8月6日は登校日で、被爆体験を聞いたり、10フィートフィルムの映像で被曝の状況を視聴したり、平和教育が行われてきた中で育ちました。  現在、被爆者の平均年齢は81.4歳、16万4,621人が認定者ということで、これ、今画像にも出ておりますけども、厚生労働省平成29年3月末の統計でございます。  大阪府においても5,382人の被爆者の方がいらっしゃいます。大東市の、先日被爆者の会の方ともお会いしましたけども、約60人ほどいらっしゃるというふうにたしかお聞きした覚えがございます。  ちなみに、被爆当地の広島県、広島市を含まずでしたら、2万1,286名の方、広島市内だけで5万3,340人、広島県全体では7万4,626人、そしてこれを考えますと、大阪府では広島市の10分の1の方の被爆者がいらっしゃるという統計となります。私の知っていた方、被爆体験を語っていただいた方も、ここ10年、また1人、そしてまた1人と亡くなられ、まだ生きておられても、認知症を患われている方もいらっしゃいます。  そこで、大東市では非核平和宣言都市をされてまして、教育現場でも修学旅行で広島を訪れたり、被爆実相に触れる、またピースおおさかに出向き、平和学習を行うなど、一定の取り組みを継続されている点は評価できると考えます。  今後を考えましたときに、被爆体験、戦時体験を子供から我々戦争を知らない成人の世代にどのように伝えていくか。大東市で今あり得る資料や体験談を記録として、さらに充実した継承の取り組みや、資料として残していく、活用していく、どのようにやっていくかという課題があるのではと考えております。  以上より、被爆者、戦時体験者が高齢化する中で、今後教育現場並びに成人も対象とした生涯学習の上から、市民全体に戦争の悲惨さを伝える体験談聞き取りや、資料の観覧をできるための資料収集及び観覧場所の設置を充実していけないでしょうか。今できることは何か、そして今しないとならないことは何か、この点で質問をいたします。  そして大項目3点目でございます。証明書発行の自動交付機からコンビニの交付移行についてでございます。  これも、3月議会の大東市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例が可決されました。現在、市内6カ所、7台設置のある各種証明書の発行できる自動交付機をことし7月に廃止して、マイナンバーカードを使ってコンビニでの交付に切りかえるという内容でございます。
     私はそのとき、討論では現在住民票などの交付でカードの普及率が、これが印鑑登録の、大東市の住民カードです。これが普及率が40%、自動交付機の利用もカードの交付者の約3割、25%あり、市民にとってニーズの高い公共サービスの1つとして使われてると解釈できると考えております。  一方、この段階でマイナンバーカードの大東市における発行率は9%と報告ありました。今回、マイナンバーカードを使ってコンビニ交付へかじを切って進めるやり方は、市民のマイナンバー制度、カード発行に対する疑問を後回しし、マイナンバーカード発行で制度活用に誘導する危険があると考えます。市民の選択の機会を奪う問題がここに1つあります。  そしてもう一つは、条例改正案が出される以前に、昨年の12月に市民に対して交付機廃止とコンビニ交付実施と、この機会にマイナンバーカード発行を進める案内がされたことにあります。議決を要する条例改正前に、市民へ変更の案内が先行している点、議会のあり方も含め、これは問われる進め方だと考えております。  2点目の深い議論については、また今後引き続くといたしまして、今、この議決後、実施に向けた経過についてお伺いいたします。  まずは、現在までの周知、そして問い合わせ、準備状況などについてはどのようになっていますか、説明を求めます。  以上、再質問の権利を留保して降壇いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  (登壇)おはようございます。  深野北小学校跡地活用事業につきましては、国の「まち・ひと・しごと創生法」に基づき策定いたしました「大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「大東市公民連携基本計画」に基づき、リードプロジェクトとして実施しており、平成30年3月定例月議会で御議決いただきました「公民連携に関する条例」に定める審査や事業決定などの手続については、法令不遡及の原則に基づき、遡及適用はいたしません。  しかしながら、本プロジェクトにつきましては、以前からモニタリングや評価検証の手続が不十分であるという御指摘を受けていることや、本プロジェクトによる市民サービスをよりよいものへと成長させていくためにも、事業の評価検証を行う必要があると考えております。  そのため、本条例に規定する事業評価の仕組みを準用するなど、公民連携事業としての要件を満たしているかどうか、定期的に確認し、その内容を公表してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  (登壇)おはようございます。  戦争体験の資料充実についてお答えをいたします。  本市では、昭和58年9月28日に「非核平和都市宣言」を行い、これまで市民の皆さんとともに非核平和事業に取り組んでまいりました。  小学生を対象としたピースおおさかでの平和学習を行う平和バスツアー広島平和記念式典への参加と市民の皆さんの平和への祈りが込められた千羽鶴の奉納を行っていただくヒロシマ記者事業、そして、平和についての映画上映やパネル展示にあわせて、平和バスツアーヒロシマ記者事業参加者による体験発表を行う「親と子で平和を考えるつどい」など、幅広い世代の市民の皆さんと平和の大切さについて考えていただいております。  終戦から73年の月日が流れ、戦争経験者、被爆者の高齢化が進む中、当事者の体験談は大変貴重であり、特に次世代を担う若い人たちに語り継いでいかなければならないものであります。  現在、本市では、大東市原爆被害者の会の方に小学校で、語り部活動を行っていただいており、また親と子で平和を考えるつどいにおきましても、御講演をいただいたという実績もございます。  今後も同会の皆さんと連携をして、非核平和事業を推進してまいりますとともに、語り部活動の記録など、非核平和に関する資料のさらなる拡充に努めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)おはようございます。  本市におけるコンビニ交付サービスにつきましては、7月24日、火曜日より実施する予定でございます。  その実施に伴い、現在の証明書発行に係ります自動交付機は、7月13日をもって利用が終了することとなります。  平成29年度12月に、大東市民カード及び印鑑登録証明書を所有している市民に対しまして、証明書発行の自動交付機からコンビニ交付機への移行につきましての通知書を送付し、周知に努めております。  また、広報だいとうやホームページ並びにフェイスブック等により移行への記事を掲載し、案内チラシを配布するとともに出先の証明発行窓口にも当該サービスの案内ポスターの掲示等を実施しております。  市民課窓口におきましても、各種証明書の交付時に合わせまして、コンビニ交付について、個別に説明を実施しているところでございます。  現在のところ、特段、コンビニ交付への移行に関して、問い合わせが殺到しているという状況ではございませんが、交付の切りかえに伴います移行の開始時期や、移行に伴う準備期間、またコンビニ設置する機械の操作などの対応等に係るものがあり、事前の十分な情報発信と住民周知の徹底に努めております。  なお、移行にかかる準備期間におきましては、市民課の開庁時間を延長し、また、週休日での市民課窓口の開庁を実施するなど、利用時間の拡充を図り、しっかりと対応してまいります。  今後、さらに早朝・深夜の時間帯や土・日・祝日でも自由に証明書を取得することができる非常に便利なサービスでもあるコンビニ交付サービスの幅広い周知に努めると同時に、あわせてマイナンバーカードの普及・促進に積極的に努め、コンビニ交付の利用率向上に取り組んでまいります。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) それでは、再質問をさせていただきます。  まず、深野北小学校跡地の事業評価計画の進捗についてでございますが、今のまず答弁の中から1点、まずちょっとはっきりさせたいことがあるんですが、この今回できました公民連携の条例を、これはさかのぼっては適用しないということで、まず確認とりますけど、これよろしいですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  そのとおりでございます。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) これは3月の街づくり委員会の中での答弁でも、いろいろ各委員さん含め、質問等、やりとりありました。この中で、私が質問した中で、これを適用さすのかどうかということをお伺いしたところ、基本的には適用されるというふうに考えております、今行ってます事業におきましても、今後上程した条例の実施方針とか、定義に掲げております、それぞれの目的を達成させ得る事業であるというふうに認識しております、と。今後は、北条、深野北のプロジェクトにつきまして、事業評価委員会などにかけまして、外部委員の先生方、市民の方々、例えば自治会の代表である区長さんとか、そういった方の御意見もいただきながら評価をして、よりよいものに改善してまいりたいというふうに考えておりますという答弁、まず1回ありました。  その後、再度、ほかの議員さんからの質問及び私も2回目に質問したときに、局長の答弁、若干、たしか変わってたはずなんですよね。確実に適用しませんとは言い切っておられなかったと思うんですが、状況によっては適用しないかもわからないという、だんだんとあやふやな答弁に切りかわってるんですけども、このまず答弁、なぜこういうような不明確な答弁になってくるんでしょうか。まず、そこの見解、ちょっとお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  公民連携に関する条例で、委員会で幾度といろんな質疑をさせていただいたときに、最終的には、どなたかの質問で遡及するかしないか、これはどうですかというお話させていただいたときに、私どもはたしか、先ほども答弁させていただいたとおり、準用させていただきますというふうに答弁をさせていただいたということで、遡及適用するというような答弁はしてはいないと思っております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) 準用適用ということになると、そこの必要な部分からというふうにも解釈できるんですが、もう1回、ちょっと確認しますけども、そもそもこの公民連携に関する条例、議会の議員のほうからも、こういう法的な何か明確にする整備が必要ではないかという御意見もあったと思うんですけども、そもそも何のために、これつくられたわけなんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  公民連携事業につきましては、先ほど答弁させていただいたように、地方創生の一番肝となる事業として率先して進めさせてきていただいたというところがございますけども、この公民連携まちづくり事業株式会社に対する委託であるですとか、選定の方法について、不透明なところがあるというような御指摘がこの間、議会の方、あと市民の方から御指摘がございました。  そういった御指摘を真摯に受けとめて、今後、公民連携事業を進めるに当たっては、この条例を適用して、手続の透明化などをし、しっかりとしたモニタリングをしていく仕組みを整えていったということでございます。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) ということは、既に開始されておりましたリードプロジェクト、このリードプロジェクトを進める中で不透明なことがいろいろ出てきたと。そこで、明確化するために条例が必要だったというプロセスだと考えます。  となると、基本的には、遡及して、やっぱり私はつくるべきだと思うんですが、これやはり遡及せずに、さっきの準用するというふうにお答えありましたけども、どの部分から準用するのか、そこを少し教えてください。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  基本的に条例の場合、まず公民連携で進めましょうという、優先検討規定というところから事業のスタートが始まって、それで実施方針等を策定し、その実施方針そのものを議会の議決をいただいて、実際実施する法人を決めていく選定をしていくと、その後、事業評価の段階に入っていっております。  先ほど、リードプロジェクトは4つございますけども、この4つのプロジェクトについては、このモニタリングですとか、事業の評価の部分について準用をしていきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) となりますと、リードプロジェクトに関しては、基本的な請け負う民間の業者というのは一応決まってるというところに、もう既に進んでるわけですから、少なくともこの公民連携の条例のところの第15条で、安定かつ継続的に提供できるように、評価を定期的に実施しなければならない。これに基づいた諮問機関として事業評価委員会の設置についてと明記があるんですけども、少なくとも私は、この今、事業が幾らか進んでます。ただ、まだまだ先行き不透明な部分も見えますし、これから具体的にされる分もあります。その中において、住民が一体何ができてくるんか。今まで私たちの望むところの要望が反映してるんか、しないんか。こういった声が引き続き、先日の内覧会の中でも、やはり声はありました。  ということは、現在進められております事業の評価、これを私はやるべきだと思うんですけども、その辺につきまして、この条例の第15条、この事業評価委員会、これの設置などについては、される見解ございますか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  当然ながら、事業の評価委員会については条例で定められていますもの、当然附属機関として今後設置をしていくということでございます。  この評価委員会に今既に進めております4つのプロジェクトについても、当然ながら参考として事業の評価ということを御議論していただくものというふうには考えております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) ということは、評価委員会については一定進める方向でも考えられてるということになるんでしょうかね。その上で、されるということで、ちょっと私も仮定しますけども、その評価委員会、これの構成、一定、3月の議会のところでも、議会も含めてですけども、専門家の皆さんですとか、そういった形の構成の案も出されておりましたけども、改めて確認いたしますが、この評価委員会の方の構成、今のところ、具体的にどのようになってますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  3月のときにもお話をさせていただいたように、実施方針を審査する会議と、あと評価委員会とは、少し変えようと思っております。審査は、当然ながら公民連携事業が成り立つかどうかというふうにして、シビアな審査をしていく必要がありますし、評価委員会については、先ほどからお話があるように、当然ながら、地元の住民の方々がいかにこの公民連携事業によって住民サービスが非常によくなったものかということについて、やはり委員として入っていただく必要があると思いますので、核となる方々は、当然公民連携に有識を持っている方ですとか、経済を御理解いただいている銀行の方々等を核にしつつも、プロジェクトそのものについては、少しその分、プロジェクトごとに委員は変えていきたいというふうには考えております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) まだまだちょっと、余り具体的には進んでないように見えるんですが、これはいつごろ開くかというのは、今お考えありますか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  今、庁内で優先検討規定を洗い出して、実際に公民連携事業として成り立つかどうかという検討を進めている段階でございます。  その公民連携事業として成り立つ段階になりましたら、まず審査会を開くとともに、当然ながら秋ごろには、まちづくり会社そのものの決算も出てまいりますので、その決算については評価委員会にて審査をなされるというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) それと、先日の内覧会の中で、私ちょっと冒頭が、ちょっと居合わせなかったんですが、このアクティブ・スクウェア・大東の中での平成30年度の上半期の事業計画ということで、スライドで、来られた住民の方に示されたということを聞いております。  住民の方から、具体的にそういう内容を、もうちょっとどういうふうになってるか、もうちょっとわかるように教えてもらえんかという問い合わせもございまして、会社のほうに問い合わせました。そしたら、その資料はまだ未確定な部分があるんで、印刷などの資料などを含めて、その映し出した部分の資料だけですけども、これを含めて今提示できませんという回答が返ってきたんですよね。これ、少なくとも、民間企業ですから、余り深いところは、まだ未確定な分は出すべきではないだろうという判断というのは、まあ民間ですから、それは幾らかあるんだろうなということは感じとれるんですが、少なくとも住民の方に提示した資料さえ出せない。やはりここにすごく、住民から見ると、結局あれは何をやるんやという不信感が私は生まれると思うんですけども、今、なぜそういう資料が一切出せないかというところでの見解、ぜひとも教えてください。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  アクティブ・スクウェア・大東は株式会社でして、私が直接答弁をするというよりも、恐らく、これは推察になるんですけども、アクティブ・スクウェア・大東の決算月が3月の末になっておりまして、先週の金曜日の夕刻に株式総会が行われて、そこで平成30年度の事業計画が提示されたものというふうに思っております。  内覧会は、この6月の初めに開催をされたので、やはり示すものは、なかなかお渡しはできないものの、何もなければ、住民の方に非常に御理解が深まらないということがありまして、スライドで映すことにはとどめているというふうには思いますので、恐らく、まだ報告は受けておりませんけども、先週の金曜日の夕刻にあった株主総会で平成30年度の事業計画が認められたというふうに仮定をいたしますと、今後はこういった計画はお示しできるのかなというふうには思っております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) ですから今、正式にその会社の総会において発表する前だから今示さないというふうにとるんですけども、当然、ということは、今地方創生局のほうでも、この資料というのは持ってないんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まだ、私どものほうは入手はしておりません。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) それが何かおかしいことに、私も地方創生局がこの問い合わせをアクティブ・スクウェア・大東さんに、住民にも示されてるわけですから、その資料だけでももらえませんかという問い合わせしました。そこで返ってきたことで、1つ不思議なことがあるんですけども、私、アクティブ・スクウェア・大東さんに問い合わしたんですよ。そしたら、しばらくお待ちくださいで、返答のある間に、大東市の地方創生局から電話かかってきたんですね。そこで、私たちもそういう資料っていうものも受けておりませんし、まだ事業計画の中でまだ確定しない部分もあるから出せませんといったような回答が返ってきまして、明後日、改めてアクティブ・スクウェア・大東さんとお話をさせてもらうと、今のような回答が返ってきたということで、これから住民要望なども踏まえて、疑問点とか、あるいはこういったことをもっとやってほしいという要望を届けるときに、この連絡体制、非常に私何か不可解だと思うんですよね。これ、結局どちらが窓口になって、責任をとって住民要望を届けたりとか、あるいはアクティブ・スクウェア・大東さんや、あるいはこのリードプロジェクトとして進められる大東市の地方創生局の方の1つの回答とか、この取り次ぎはどこが責任を持ってやるんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  もちろんながら、普通財産として市がこの公民連携事業を進めていくというふうにしたリードプロジェクトですので、基本的には住民要望については、地方創生局のほうにお寄せいただいたらというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) これまでも住民の方から貸し会議室、住民が使えるスペースや料金体制の貸し会議室などのことをつくってほしいとか、そういった要望を踏まえた中で、大東市のほうに問い合わせたけど、それは何かアクティブ・スクウェア・大東さんのほうに、ちょっと聞かんとわからんしとか、あるいは逆に、アクティブ・スクウェア・大東さんに聞いてみると、いやいや、それは大東市のほうに聞いてもらわんとあかんかなということで、非常にやはりいまだに、この対応の窓口、あるいは連携、非常に私はまだ不備があるんではないかというふうに感じております。  そして、この中で、やはり私はこの事業評価、あるときしっかりした上で、追加的にも引き続き住民の皆さんが、今やってる事業でも、ここをもっと改善してほしいや、新たにこういう事業というか、こういう貸しスペースの使い方にもさせてほしいという要求を再度、私は取り入れた上で反映すべきではないかというふうに考えますけども、この辺の御見解をよろしくお願いします。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  当然ながら、事業の進捗をこれから御説明する際に、あるいは評価検証していくプロセス、過程の中で市民の皆様から利用者としての御意見を賜るということは当然ございます。本プロジェクトの要するにブラッシュアップにはこういった御意見を参考にさせていただきたいというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) そしたら、きょうのところは、まずこの事業、非常にまだ住民には決して理解といいますか、合意の得れてない事業だというふうに私は考えております。しっかりと今の状況を示した上で、そしてまた事業の状況などもしっかり市民の方にお伝えした上で、市民合意であくまで進めていただくことを、まずきょうのところは要求いたしまして、まずこの質問につきましては、きょう終わります。  そして、次は大項目の2点目、平和教育においての市民に開かれた戦争体験資料収集・観覧の充実についてということで、先ほども各学校や市民団体の皆さんのところで年中いろんな取り組みをされてるというふうに受け取りました。  今後、どのように、より具体化していくかということが1つの具体的なきっかけになりまして、きょうのところすぐにという結論にはならないかと思うんですけども、やはりこの戦争体験を語り継ぐ次世代継承の事業として位置づけられないかということで、前回、被爆者の会の会長さんとちょっとお会いしたときにも、七、八年前ですか、体験集を自主制作されたという経過があるというふうにお聞きしました。これをもとに、内容の追加などを含めて、例えば増刷していくとか、観覧などできる体制などの支援など、こういった具体的なことも今後考えられるんではないかというふうにも考えております。  そして、例えば、これは少し前ですが、2006年の被爆した広島市の1つの資料にはなるんですけども、証言だけで1人20分程度のものとしても、ビデオ910本、そして市民の皆さんが描いた原爆の絵、これも3,563枚や、被爆体験記もこの時点で1,037冊というふうに、やはり地元ということも、当然地域的なものもあると思うんですが、かなり継続的に膨大な量を収集されております。  そして、他市の取り組みをちょっと見てみますと、西宮市でも体験談を集めて、ホームページで紹介されているという例もございますし、栃木市では非核平和事業ということで、語り部の登録などもかなりホームページなどでも広くやって、聞く会の講師や、学校にもたくさんの方が行かれてるという状況もありますし、東京都中野区、平和語り部の映像集をつくって、これも担当部局として、政策室の企画分野とか、平和国際化担当という専任の担当部局もつくられてるというような状況もあります。  これらを参考にして、例えば、この平和の語り部の映像などにつきまして、なかなかやはり高齢化すると、記憶のほうも、なかなかちょっと難しくなってくる場合もあるんで、また急に、どんと語れと言われても、何からしゃべっていいのとか、思い返したくないことまで、つらいことまでしゃべらなきゃいけないとか、というようなことも、いろいろ課題も出てくるかと私は考えております。  その中で、この中野区なども含めて、広島市でも映像を撮るときの1つのやり方といたしまして、すぐに語ってくださいよと、カメラだけ向けて話すんではなくて、例えば、先ほども計画の中でちょっとおっしゃられたかと思いますが、学校でとか、親子連れで平和の体験談を話すうちを撮影して、その様子も含めて、それを聞いて学ぶ子供たちや、聴取者の方も含めた1つの記録として残していくというやり方も1つ提案というか、報告されております。そういった幅広いやり方で、今後資料を充実させていきたいことを、具体的に進めていっていただければと思うんですが、そこだけもう1点、今後の具体化などについて、御見解をひとつよろしくお願いします。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  非核平和に関する資料の充実ということでございます。先ほども答弁させていただきました。各学校でも、原爆被害者の会のほうで語り部活動を行っていただいておりますし、また人権室のほうで開催をしております親と子で平和を考えるつどいというのがございます。そちらのほうでも、毎年ではございませんが、時々でございますが、こちらのほうでも語り部ということで、実態をしゃべっていただいているというのがございます。できましたら、そちらのほうでの映像なども残して、資料として充実させていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) これからもまた充実していく取り組みのほうで、私も見守っていきたいというふうに考えております。  そして、再質問なんですけども、今度は平和首長会議、これに大東市も加盟されているということなんですけども、ここなんですけどね、この平和首長会議、現在163カ国、7,595都市、日本の国内の加盟都市1,725都市ということですけども、これ2018年6月1日現在です。このうちに大東市も入られてるというわけですよね。この中で、1982年6月24日にニューヨークの国連本部で開催された第2回国連軍縮会議において、当時の広島市長が、世界の都市が国境を越えて連携し、ともに核兵器廃絶への道を切り開こうと、核兵器廃絶に向けて、都市連携推進計画を提唱して、広島・長崎両市長から世界各国の首長宛てに計画の賛同を求めたことが始まりというふうになっております。
     この趣旨に賛同する自治体で構成された機構ということで、この会の目的は世界の都市が緊密な連携を築いて、核兵器廃絶の市民意識を国際的な規模で提起し、核兵器廃絶を実現させるとともに、人類共存を脅かす飢餓・貧困、これ市民生活ありますね、あと難民、人権などの問題、人権も市内のほうで今の市民生活の中であります。これら諸問題の解決、さらに環境保護のために努力することによって世界恒久平和の実現に寄与することとなっておりますということがありますけども、この貧困問題、環境も含めて、この間、自然エネルギーの導入などもいろいろ訴えてきましたし、原発の問題もちょっと触れましたけども、こういったことも、やはり今後の大東市の市政にも、現在においても幅広くかかわってくるのではないかと思います。  そこで、この平和首長会議、2017年8月の9回総会で核兵器禁止条約の採択を歓迎するという決議を出しております。これにつきまして、今後、私たち議会も含めて、今、大阪府内でも高石市が議会議決などをしているなどの動きも含めて、非常に私は今後盛り上げていきたいというふうに考えておりますけども、ここについて、大東市としての考え方についてちょっとお伺いいたします。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  本市も平成22年9月より加盟しております平和首長会議は、現在163の国や地域、7,595の都市や自治体が加盟をしております。  平成29年8月に開催をされました第9回総会での核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議では、「人類の悲願である核兵器廃絶への大きな一歩となる「核兵器禁止条約」の採択を心から歓迎する」、「核兵器保有国を含む全ての国に対し、条約への加盟を要請し、条約の一日も早い発効を求める」とされております。  本市は、昭和58年9月28日に非核平和都市宣言を行い、「あらゆる国の戦争と核兵器の廃絶を強く訴える」といたしておりますことから、平和首長会議第9回総会での「核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議」は本市宣言の考えと合致するものでありますので、御質問の特別決議について、賛同するものであります。  なお、御質問の核兵器禁止条約は平成29年7月7日に国連にて採択されたものでありまして、本市では、この条約が採択された旨をホームページにて市民の皆様に周知をいたしております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) 私としましては、まずこれを具体的に今後議会の中でも議論と、皆さんの了承も得ながら、実現のものとして進めていきたいというふうに考えております。  それもそのはずで、実は矛盾した点ございまして、御存じの方は多いかと思いますが、日本政府、唯一の被爆国でありながら、この条約に交渉した国連会議、これをボイコットして、条約が成立した後は署名しないと断言するなど、世界の大きな核兵器廃絶の動きの流れに逆行しているという状態がございます。こうした態度には、被爆者の方を初め、国内外で悲観と失望が広がっている。そして、核兵器禁止条約の行使を求める国連総会決議には、これが最初に提案された1996年から昨年まで21年間連続して破棄を続けていますということで、非常にまだ矛盾してる状況があります。ここはぜひ非核宣言都市とか、平和首長会議に出てる大東市としても、1つの平和をやっぱりとうとぶ、こういう形で私は意思表明していく、そして市民の理解も得ながら、市民と一緒に学習していきながら進めていく、1つの平和の取り組みに結びつけたいということで、今後も私も力を出してまいりますので、引き続きましてよろしくお願いいたします。  そして3点目の証明書発行についての自動交付機からコンビニ交付移行についてでございますけども、ちなみにこれ、マイナンバーカードの普及率、これは今上がっているんでしょうか。今の状況をもう一度、ちょっと確認で教えてください。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  現在、本市でのマイナンバーカードの普及率は、11.84%、全国の普及率は11.30%、大阪府での普及率は12.57%、北河内7市での平均は12.08%と、ほぼ12%の同率の数字となっております。  今後、さらなるマイナンバーカードの普及率の向上・促進に積極的に努めていきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) 特段、何か広まってるという形には見えないんですけども、ちなみにこのマイナンバー個人カードですね、この交付について、毎回広報だいとうの中でも、休日交付の手続案内を行っているという宣伝もされております。実際のこの利用状況、どうなんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  マイナンバーカードの休日交付の利用状況というのは、平均して1日約80件程度ということになっております。徐々にではございますけれども、マイナンバーカードの普及に比例して、利用率は向上しつつあるという状況でございます。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) 利便性とか、何か使えるんかなというようなこともあると思うんですけど、やはり出足が非常にまだそんなに経過からたって、わっとならないということを見ると、やはり市民全体から見ると、まだまだちょっと様子も見て、しっかり考えなあかんかなというのが私は大勢を占めてるんではないかというふうにも考えます。  そもそもマイナンバー制度の導入によって、やはり確実に市民の皆さんから適正という名のもとで、税金の徴収、そして最終的には社会保障の削減につなげていくための1つの材料として使われるということが危惧されております。そして、今後、医療や介護の自己負担が3割となる、現役並み所得者の判断基準、これを見直して、対象を拡大することや、このマイナンバー制度を活用しての高齢者の方の預貯金などの資産を把握して、それを医療・介護の負担増に反映させる仕組みの導入も検討課題に挙げていますと。これはしんぶん赤旗の1つの論説の記事なんですけども、こういったところの中で、やっぱり推し進めていく中で、1つの、もう一つ、市民の皆さんからいうと、このマイナンバー制度の、やはりプライバシーのところですね、セキュリティ対策、個人情報がこれで漏れていかないかというようなことも懸念されると思うんですけども、このことについて、現在どのような状況になっているか、ちょっと見解を教えてください。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  まず、マイナンバー制度に関するセキュリティにつきましては、本人確認でありますとか、個人情報保護委員会による監視など制度面における保護措置に加えまして、個人情報の分散管理や情報連携にマイナンバーそのものを利用しないなど、システム面における保護措置が設けられております。  また、マイナンバーカード自体には、必要最低限の情報のみしか記録されておりません。税情報や年金給付情報等、プライバシー性の高い個人情報は記録されないほか、偽造防止のためのさまざまなセキュリティ対策が施されておりまして、不特定の第三者が利用できないという状況になっております。  マイナンバーカードが、偽造防止等セキュリティに関しましても、例えば、それをコピーしようとしたときには、そこに内蔵されておりますICチップ、これが内容が消去されるというようなことで、必要な対策が講じられておりまして、安心して御利用いただけるものであるというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) じゃあ、ちょっと時間来ましたので、またこのマイナンバーの問題とか、これ経費がかなりかかるという点と、なかなか把握しづらいということも聞いております。このことにつきましては、引き続き、また今後の質問の中で取り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  どうもきょうはありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  次に、一問一答方式で、3番・小南市雄議員。(拍手) ◆3番(小南市雄議員) (登壇)皆様、おはようございます。清新会の小南市雄でございます。  まず初めに、今月18日の地震発生により、多数の犠牲者が出ました。御冥福とお見舞いを申し上げます。今後の速やかな完全復興を祈念しております。  本日は、6項目について質問いたします。よろしくお願いします。  1つ目に、性の多様性について、SOGIとALLYについてお聞きします。  SOGIの認識について、まずLGBTとの関係を教えてください。  次に、ALLYの意味と啓発の意味は何かお聞きします。  3月議会でも質問しましたが、性の多様性を認知し、啓発することの意義と、今後の行政、その他の役割についてお尋ねします。  全国で導入の報道がされるようになってきておりますが、自治体のパートナーシップ制度導入の動向状況と、導入している自治体はどのぐらいあるかを教えてください。  2つ目に、食品ロスを減らす取り組みについて質問します。  食品廃棄物のうち、本来食べるものにもかかわらず、手つかずに、また食べ残して捨てられてしまったものが食品ロスでありますが、全国、大阪府、大東市の食品ロスの現状はどうなっていますか。  そして、全国、大阪府、大東市での食品ロスを減らすための取り組みはどのようなものか教えてください。  次に、本市での小学校、中学校の学校給食について、学校給食そのものは児童・生徒に必要な栄養やカロリーなどに基づいて提供されております。ここで言う食品ロスの対象ではないですが、食べ残しの現状を教えてくださいい。  また、学校給食を食べ残さないための教育委員会、委託業者の取り組みの現状はどのようなものか教えてください。  3つ目に、東南海地震・南海地震の発生確率が上がってきていますが、学校での防災頭巾の導入について質問します。  現在、学校で児童・生徒の頭部を保護する防災頭巾を導入している事例はありますか。  また、本市で導入している学校はありますか。  4つ目に、寝屋川、恩智川のかわまちづくりについて質問します。  市内の河川とその周辺の状況から、河川空間とまち空間が融合した良好な空間形成として、住道駅前大橋周辺に、水辺に楽しむ環境づくりが可能と考えますが、できませんか。  また、西から寝屋川にかかる住之井橋、住道駅前大橋、恩智川にかかる住道新橋、竹橋、三箇大橋の5つの橋は一直線上に並んでおり、西からは川面と橋、生駒山系、東からは川面と橋と、夕日や夕月を楽しめるなど、連続する橋と水の遠景の魅力的なビスタ、展望・眺望を形成していることと考えます。このような景観を楽しめる場所の整備をしませんか。  また、かわまちづくりは国土交通省の補助金事業ですので、応募してはどうでしょうか。  5つ目に、平野屋新田会所跡の整備と活用について質問します。  大阪には4つの会所跡がありますが、建物が残っている鴻池新田、安中、加賀屋の新田会所跡と比べて、平野屋新田会所跡にはどのような価値がありますか。  これまで平野屋新田会所について、その価値の周知について、どのような取り組みをされてきましたか。  現在残されている会所跡地は、いまだそのままでありますが、その面積と遺跡はどのようなものですか。また、遺跡として整備計画はあるのでしょうか。あれば、どのような考えか教えてください。  現在埋まっている船着き場を掘り起こして、銭屋川とともに改修し、歴史や風情と、また水辺に楽しめるにぎわいの、先ほどの国土交通省のかわまちづくりと合わせて整備ができませんか。  最後に、6つ目、災害時におけるスフィア基準、スフィアプロジェクトについて質問します。  海外や国内での紛争、自然災害が起きた場合の避難所について、スフィア基準とスフィアプロジェクトとはどのようなものか教えてください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。よろしくお願いします。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  (登壇)SOGIとLGBTについて、お答えをいたします。  「からだの性」と「こころの性」が一致している人や、好きになる性の対象が「異性」という方が多数派とされる一方で、LGBTに総称される性的少数者の方がおられます。  性的少数者に対する間違った認識やこのLGBTという表現を差別的と捉える考え方もあるため、2007年以降、国連などの国際機関では、性的指向「セクシャル・オリエンテーション」と性自認「ジェンダー・アイデンティティ」を示す概念として、それぞれの頭文字をとってSOGI(ソジ)という言葉が、使用されるようになり、近年、日本国内でも使われることがふえてきている状況でございます。  このSOGIの考え方は誰もが当事者であり、LGBTのように少数派と多数派に分けることがないため、差別的な概念を取り払うことにもつながるものでございます。  ALLYについてでございます。  ALLYは、同盟や味方を意味する英語が語源で、LGBTに総称される性的少数者について理解をし、支援するという考え方及びその考えを持つ人のことを言います。  三重県伊賀市では、「私たちはアライ(LGBT支援者)です」というメッセージが入ったALLYシールを作成し、市役所の窓口を初め、市内の事業所や医療機関の窓口に張っていただき、当事者の方が安心してその窓口を利用できるよう支援を行っているという事例がございます。  本市におきましては、性的少数者を理解し、支援するという立場に立ち、憲法週間記念のつどいのLGBT啓発トーク&コンサート、職員対象の研修会、また市内107社が加盟しております大東市事業所人権推進連絡会の研修会など、市民、職員、市内企業での啓発に努めているところでございます。  このALLYの取り組みを進めることは、性的少数者だけでなく、全ての人に対しての支援につながるものでもございますので、このALLYの取り組みにつきましては実施に向けて、検討してまいりたいと考えております。  性の多様性の啓発と行政その他の役割についてお答えをいたします。  からだの性とこころの性が一致している人や、性的指向が異性に向いている人が多数いる中、これらに当てはまらない人もいます。  ダイバーシティという言葉がございますが、多様性を受け入れるという意味で使われており、国籍・人種・年齢や、性自認・性的指向・価値観など、一人一人の違いを尊重し、違いを積極的に生かすことで社会をよりよくしようとする、そういう考え方であります。  全ての人が自分らしく生きることや、個性や能力を発揮できる社会の実現のため、性の多様性を初めとする、ダイバーシティの推進が重要でありますので、本市といたしましては、引き続き、啓発に努めてまいります。  また、市民によります人権啓発を行っております「人権啓発ネットワーク大東」は基本的人権が尊重される社会の実現のため、行政と協力して市民主体の人権啓発活動を積極的に行っておりますので、今後とも性の多様性を初め、さまざまな人権問題についての啓発について、連携した取り組みを進めてまいります。  自治体での「パートナーシップ制度」の現状についてお答えをいたします。  3月議会でも御答弁をさせていただきましたが、平成30年4月現在、パートナーシップ制度を導入しておりますのは、札幌市、東京都渋谷区と世田谷区、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、福岡市、那覇市の7自治体であります。  また、大阪市、千葉市、東京都中野区が導入を予定しているというふうに聞いております。  一方、パートナーシップ制度の導入を求める当事者とその支援者たちで構成される「自治体にパートナーシップ制度を求める会」というのがございます。その会が6月4日までに、東京23区のうち新宿区や台東区など13区、東京都八王子市、三鷹市など3市、神奈川県では横浜市など3市、埼玉県の7市町、そして北海道網走市の全国27の自治体に一斉に請願書を提出したということが報じられおります。パートナーシップ制度が全国的に広がってきているという状況でございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)おはようございます。  食品ロスの状況についてでございますが、農林水産省及び環境省が公表した資料によりますと、日本においては平成27年度には食品廃棄物等は約2,842万トン、うち本来食べられるにもかかわらず廃棄される食品ロスは、約646万トン発生していると推計されています。1人1日当たりの食品ロス量は約139gで、毎日お茶わん1杯分程度を廃棄していることになり、大阪府や大東市の数値はございませんが、同様の状況であるものと推測されます。  次に、食品ロスを減らすための取り組みといたしまして、まず国におきましては、食品ロス削減国民運動として、食品ロス発生の段階別(製造・流通・外食・家庭・消費者)にモデル的な削減の取り組みを支援し、生活者一人一人の意識・行動改革に向けて、官民を挙げて取り組みを推進しております。  大阪府におきましては、食品ロス削減キャンペーンとして、食品販売店で啓発活動を行ったり、コンビニエンスストアと包括連携協定を締結して食品ロスの削減に取り組んでいるところでございます。  本市におきましては、環境フェアやレジ袋削減キャンペーンなどのイベントや、毎年広報だいとう3月号と同時配布しておりますごみ収集カレンダーを通じて、市民への啓発活動を実施しているところでございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  (登壇)おはようございます。  小学校、中学校における学校給食の食べ残しの現状についてでございます。  小学校では食べ残しはほとんどございませんが、中学校では、主食の御飯では、平均して11%前後、おかずは22%前後、汁物は8%前後の推移となっております。  前年度推移といたしましては、改善傾向でございますが、引き続き残菜率の減少に努めてまいります。  次に、学校給食を残さないための教育委員会の取り組みとしましては、定期的にアンケート調査を実施し、適宜、意見収集を行い、現状把握に努めております。  具体的な取り組みといたしましては、主食の御飯においては、まぜ御飯や、丼風にして食するおかずを提供する回数をふやすなど鋭意工夫しております。  また、委託業者とも定期的な会議を開催し、新たなメニュー開発にも取り組んでおります。おかずを含む全体としての残菜率につきましても年々改善傾向にあります。  2学期からは冷菜の提供を考えており、今後も引き続き生徒たちに好まれる給食となるよう工夫を凝らした献立に取り組むとともに摂取カロリー等の認識についての食育の推進を図り、食に対する認識の醸成に努めてまいりいます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)おはようございます。  学校での防災頭巾の導入についてお答えいたします。  防災頭巾につきましては、日本では主に東海地震が予測される地域で普及し、南関東や東海地方などの小学校におきましては標準的な学用品の1つとして全児童が所有している学校がございます。  例えば、横浜市の小学校では、ほとんどの小学校が40年ほど前から防災頭巾を入学時に各家庭で準備して、地震や火災などの災害に備えていると聞いております。
     本市では、四条北小学校が地震や火災等の災害時、児童の安全をできるだけ確保し、より確実に避難するためのものとして、PTAとも協議しながら、今年度より防災頭巾を導入しております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。  かわまちづくりについてでございます。  住道駅前大橋周辺につきましては、本市のにぎわいの中心地として、住道駅を利用される多くの乗降客を初め、市民の皆様が憩う場、市内外から多くの方が集まるにぎわいの場として、非常に有用な空間であると認識しております。  現在、イルミネーションイベントや大東ズンチャッチャ夜市などを開催するとともに、さらなる有効活用や河川を活用した水辺空間の創造に向けて、大阪府、庁内関係課との協議を行っているところでございます。  住道駅前デッキや河川の活用に際しましては、道路法や河川法など、安全面・管理面においてさまざまな規制がございますが、公民連携事業による公共空間の有効活用や規制緩和なども行われている事例がございますので、より魅力的な空間となるよう検討を行ってまいります。  次に、橋梁と川面、飯盛山、夕日や月夜を楽しめる場所の整備についてでございますが、住道エリアにつきましては「大東市公民連携基本計画」において、何度でも訪れたくなるにぎわいの場として、道路や河川、公園などの公共空間や遊休不動産を活用した公民連携事業を展開していくこととしております。  また、本市では美しい町並みと良好な景観を推進するために、景観行政団体への移行に向けた取り組みを進めているところであり、飯盛山の豊かな緑、市内を流れる河川や水路などは、本市の誇る貴重な景観資源として、都市景観と一体となって大東市の景観を形づくっていく重要な要素の1つであると考えております。  議員御提案の整備につきましては、橋梁、護岸、水面のライトアップなどを合わせますと、さらに幻想的な世界の広がりを見せる可能性があるなど、魅力ある都市空間の創出につながると考えております。  設置場所の確保などハードルは高いと考えますが、本市の玄関口である住道駅前周辺から多くの方々に水辺の魅力に親しんでいただけるよう、河川管理者であります大阪府との協議等を進めてまいりたいと考えております。  次に、「かわまちづくり」の補助申請についてでございますが、「かわまちづくり」は、地域活性化のために景観、歴史、文化及び観光基盤などの地域が持つ資源や、地域の創意に富んだ知恵を生かし、民間事業者及び地元住民と市町村、河川管理者の連携のもと、「河川空間」と「まち空間」が融合した良好な空間形成を目指す取り組みです。  国交省では、河川空間と一体となったまちづくりを行うため、登録した「かわまちづくり計画」に対し、ハード・ソフト両面で支援を行っております。  具体的には、ソフト対策として、河川敷のイベント広場やオープンカフェの設置など、地域のニーズに対応した河川敷地の多様な利用を可能とする区域の指定等を支援したり、ハード面に関しては、まちづくりと一体となった治水上及び河川利用上の安全・安心に係る河川管理施設の整備、例えばデッキの拡幅や浮桟橋などに対し、支援を受けられるものでございます。  本市としましては現在、公民連携のもと、イルミネーションイベントや大東ズンチャッチャ夜市などを開催し、住道駅前デッキの有効活用に向けた取り組みを進めているところではございますが、河川を活用し、それにつながるまちの魅力を向上させるため、市民の皆さん、民間事業者、河川管理者等と連携を深めながら、補助金申請に必要な「かわまちづくり計画」の策定に向けて、研究を深めてまいりたいと考えております。  最後に、平野屋新田会所跡、船着き場の整備に国交省による「かわまちづくり」支援制度の活用につきましては、対象となる河川が一級河川、二級河川、準用河川となっており、銭屋川は普通河川でありますので制度の対象外でございます。  銭屋川は、平野屋新田会所とともに周辺の新田開発に大きな役割を果たした河川であります。  今後は、平野屋新田会所跡の利用計画の1つの要素として、治水の安全に考慮しながら、生涯学習部と連携し、地域資源としての誇りと愛着の醸成を図るとともに、にぎわい形成に資する取り組みについて研究してまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  (登壇)おはようございます。  平野屋新田会所についてお答えいたします。  新田開発による新田を管理するために設けられた会所は、平野屋新田会所を初めとして都市部の平野部に立地する関係上、戦後の住宅開発等によって壊されることが多く、現在、建物が残されている新田は、鴻池、安中、加賀屋に限られ、貴重なものとして保存されています。  平野屋新田会所につきましては平成20年に住宅開発業者によって宅地化され、残念ながら建物は残っていません。しかしながら、建物の除却後に宅地開発に伴う確認調査を行い、地下構造のデータが存在していることや、市で会所跡の一部区画を購入し、建物の礎石等が残っていることで、他の3会所では見ることのできない建物の下部構造を直接見学することができる状態となっていることが、セールスポイントになると考えています。  また、会所の鎮守である坐間神社が当時のまま残っていることや、近隣の水路や樋門も残されており、周辺地域全体で新田の名残を感じることができること、また、当時の会所の状況を知る手がかりとなる古文書が残され、公開されていることも、現在の大東の地域の基礎となった歴史を知り、郷土への誇りを感じさせる貴重な歴史的資産であると考えています。  平野屋新田会所の価値を周知する取り組みとしましては、これまでの間、研究者を招いたシンポジウムや、古文書の解説書4巻の発行に合わせた講座の開催、会所の概要を説明しながら民具や古文書を公開する特別展を歴史民俗資料館で実施してまいりました。  また、市民とともに平野屋新田会所のことを考えていこうと、市民サポーター養成講座を開講し、その受講者等で結成した「平野屋新田会所市民サポーター会議」が行う調査や見学会等の活動を支援しています。  最後に、本市が購入した会所跡地についてですが、これは会所の区画の一部で、北西角の面積476平方メートル、会所を代表する建物である米蔵、道具蔵、船着き場があった区画でございます。この跡地の整備に関しては、平成26年3月に整備構想を作成しましたが、整備を進めていくには、ソフト施策も必要と考え、市民サポーター会議の立ち上げや活動支援、講座等の実施を先行させています。  今後は、建物の復元というよりは平野屋新田会所の特徴である建物の下部構造の見せ方や、購入した土地だけでなく坐間神社、周辺の水路、樋門を考慮した整備を、バーチャルリアリティなどのIT技術を活用した方法で検討し、整備に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)スフィア基準とスフィアプロジェクトについてお答えいたします。  人道憲章と人道対応に関する最低基準、いわゆるスフィア基準は、1990年代における紛争や災害による難民危機、人道機関による国際的な活動の増加を背景に、人道援助機関及びNGOが共通して使用する人道対応に関する基準が必要であるという認識の高まりから、1997年にNGOグループと国際赤十字・赤新月運動により、紛争や災害の被害者が尊厳のある生活を送ることを目的に定められた基準です。  また、このスフィア基準により人道支援活動を行う国際機関やNGO等によるボランタリーな活動がスフィアプロジェクトで、現に多くの国連機関や国際機関、NGOはスフィア基準を参考にしながら緊急人道支援活動を行っています。  特に、生命保護のために必要不可欠な4要素として、(1)給水、衛生、衛生促進、(2)食糧の確保と栄養、(3)シェルター、居留地、ノン・フードアイテム、(4)保健活動が上げられ、具体的には、人間の生命維持に必要な水の供給量、食糧の栄養価、トイレの設置基準や男女別の必要数、避難所の1人当たりの最小面積、保健サービスの概要などが定められています。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) それでは、再質問させていただきます。  先ほど答弁ございました。まず、憲法週間記念のつどいがございました。そこでLGBT啓発がございましたが、参加された方の対応はどのようでしたか、教えてください。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  今年度の憲法週間記念のつどいは、5月11日の金曜日、総合文化センター大ホールにて、性の多様性についての啓発に取り組んでおられる、シンガーソングライターの悠以さんによりますトーク&コンサート、そして、本市出身の井上鈴佳さんとメディアにも多数出演されておられる中尾勇守さんを加えた3名によるLGBTトークを開催いたしました。  参加者の方からは、「LGBTなどに関する意識を深めるきっかけとなった」という御意見を多数いただいておるところでございます。  なお、当日は634名の市民の皆様に御参加をいただいております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 私もその憲法週間記念のつどいに参加させていただきました。  それでは、SOGI(ソジ)の考え方の理解とLGBT支援のALLY(アライ)の広まりのための取り組みを教えてもらえますか。私は性の多様性を金子みすゞさんの、みんな違ってみんないいということだとも理解しております。  先ほどの答弁でパートナーシップ制度の自治体の広がり、また当事者とALLYの皆さんによる制度化の要求活動があったという答弁がございました。それも知りましたこともあります。一概にパートナーシップ制度といいましても、自治体によって制度内容が違うと思いますが、どうでしょうか。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  平成30年4月現在、パートナーシップ制度を導入しておりますのは、先ほど壇上で御答弁させていただきましたとおり、全国で7自治体ではございますが、その根拠につきましては、東京都渋谷区は条例、その他6自治体は要綱によるものでございます。  具体には、東京都の渋谷区は、当事者からの申請によりパートナーシップ証明書を、那覇市は当事者からのパートナーシップ登録というのを行っていただいて、その登録証を発行する、そして世田谷区や伊賀市などは、当事者からのパートナーシップの宣誓書の提出を受けまして、その受領証を交付するというものでございます。  いずれも法的な効力はございませんけども、生命保険会社によっては保険金の受取人となることができる、そして公営住宅入居の際に同居者として認定をされる、また大手携帯電話の3社では家族割の料金プランの対象となるなどの事例がございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。  先ほど答弁で、ダイバーシティという言葉ございました。これ、多分多様性という意味のディバーシティだと思いますが、よろしくお願いします。  登録や宣言書、宣誓書によって公的や、民間でも同居人として認定されるということであります。これは大変必要なことであり、権利でもあると思っております。  その上で、改めて本市でのパートナーシップ制度の導入について考えを聞かせてください。 ○水落康一郎 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  3月議会でも御答弁させていただきましたが、本市といたしましては、パートナーシップ制度につきましては、性の多様性についての啓発を進め、市民の皆様の御理解と、そして国内及び府下近隣自治体の状況を勘案し、導入を図ってまいりたいと存じます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) ぜひよろしくお願いします。  以前、歴史秘話ヒストリアで、トランスジェンダーの竹次郎について、また5月にはドラマ「弟の夫」が放映され、社会、当事者と家族の理解について、また本市では憲法週間記念のつどい、LGBT啓発でも、性の多様性について、多くの方が関心を持ち、理解もされたと思っております。  誰もがいつでも当たり前にカミングアウトできる社会づくり、またパートナーシップ制度の導入の際には、当事者の意見に耳を傾けて前進するように求めておきます。  次に、食品ロスを減らす取り組みについてであります。  世界の国々と比較して、日本の食品ロスの現状はどうでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  平成27年9月に国際連合で採択されました「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められています持続可能な開発目標のターゲットの1つに、2030年までに世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させることが盛り込まれるなど、近年、食品ロスに対する関心が高まってきております。  全国的に見ましても、市町村単位で食品ロスの一般ごみに占める割合を調査することは、実際のところ困難ですが、国連食糧農業機関(FAO)によりますと、平成22年の調査において、世界全体で1年間に生産される食料は約39億トンで、食べられずに捨てられている食料は約13億トンとされております。  1人1日当たりの食品ロスの量につきまして、アメリカは平成22年の調査で約272グラム、日本では先ほど答弁いたしました平成27年の調査で約139グラムと、およそお茶わん1杯分となっております。  日本の食料自給率は39%で、食料の多くを海外からの輸入に頼っているという現状がございますが、日本は先進工業国に分類されておりますので、食品産業、小売業者や消費者の関心を高めることで食品ロスを減らすことができると考えております。  また、食料業界のいわゆる3分の1ルールなど、農林水産省の支援のもと、食品メーカーや問屋、小売店などが、食品ロス見直しの協議を進めているという状況もございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。  先ほどからの答弁で、食品ロスが世界でおよそ3分の1、日本では4分の1ぐらいになるでしょうか。日本には、今ももったいないという考えがまだあるのでしょうか。日本の一国民として北田部長は食品ロスをどう思われますか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  私としましても、食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食べ物につきましては、もったいないと、同様に思っております。  店舗を利用する際には必要とする分だけを注文し、家においても、用意されたものは残さずに食べ切るなどを心がけて、食品ロスを減らすための取り組みを、私個人も含めまして、日本国民挙げて実践していく必要があると感じております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 申しわけございません。ありがとうございました。  私も、もったいないというふうに言われて育ってきましたし、今もその考えを持っております。  ところで、本市のごみ収集カレンダーには、「もったいない!「食品ロス」を減らそう」の呼びかけがありますが、これはペットボトル、プラスチック製容器包装のページに載っております。別の意味で、これももったいなと思っております。別のページに大きくアピールすべきと考えておりますが、いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  ごみ収集カレンダーに掲載しております「もったいない!「食品ロス」を減らそう」につきましては、議員おっしゃるとおり、これからの掲載位置や大きさにつきまして、紙面の構成及び工夫を凝らすなどして、よりもっとわかりやすく効果的に周知、啓発できるものとなるよう、今後、これからの収集カレンダーにつきましては検討していきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) よろしくお願いします。  次に、先ほど北田部長の思いの中に、必要とする分だけ注文して、出されたものは食べるべきだとおっしゃいました。その点につきまして、メディア等で皆さん御存じかと思いますが、大東市在住で、現在中学2年生の、また小学校6年生のときに、アクティブラーニング、主体的学習に出会って、「食べ残しNO!ゲーム」ですかね、こういうカードゲームを発明されました。このように、市民の間にももったいないが広まりつつあることを期待しております。  そこで、食品ロスを減らすよう、家庭、飲食店、食品販売店への啓発を行政として、今後の取り組みはどう考えますか。また、自治会や大東市消費者問題研究会等さんへの食品ロスを減らすための協力依頼はできませんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  まず、家庭への啓発についてですけれども、各家庭から排出される食品ロスが、全体に占める割合の約半分近くに及んでおりますことから、ごみ収集カレンダーのみならず、広報だいとうや市ホームページ、環境イベント等を通じてさらなる啓発に取り組んでまいります。  飲食店や食品販売店への啓発についてですけれども、さきに申し上げました大阪府の食品ロス削減キャンペーンの取り組みを参考にするなど、調査研究を進めてまいります。  また、自治会、あるいは大東市消費者問題研究会さん等との協力につきましても、どのような形の連携した取り組みが可能かにつきまして、同様に研究を進めてまいりたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) よろしくお願いします。  次に、今後学校給食での食べ残しを減らすための取り組みは、食育、給食内容、両方の観点から、どのようなことが考えられますか。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  学校現場では、各校の学校教育目標といたしまして、食に関する指導の年間計画を作成し、各教科との連携や給食を生かした食育の推進に積極的に取り組んでおります。
     小学校では、子供たちが学校菜園で独自に育てた食材を学校給食の献立に反映させたり、実際に食材に触れる機会を持つなど興味が湧くよう工夫に努めております。  中学校では、定期的に各学校で生徒による独自のスペシャル献立の提案を取り入れるなど、食への関心を高めているところでございます。  今後はさらに、小・中学校9年間を見据えた指導計画を作成するため、小・中学校の連携を深める取り組みを実施するなど、食育の充実に努め、子供たちの健康の保持・増進に努めてまいります。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 今後につきまして、市民生活部、教育委員会がそれぞれ工夫して取り組みをよろしくお願いいたします。  次に、学校での防災頭巾の導入についてであります。  現在、教育委員会として、学校で地震が発生した場合の頭を保護する対策はどのように指導されてますか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  児童生徒が在校中に地震が発生しました場合、まずは頭を保護するために机の下に潜るよう指導をしております。  揺れがおさまりました後に、教員の指示に従いまして、慌てず頭部を教科書や座布団などでカバーしながら運動場やグラウンドの中央部へ避難するように指示しております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 私は教室の状況から言って、そのまま運動場に避難できる方法として、机の横にかけられる防災頭巾が効果的と考えますが、いかがですか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  国民生活センターが実施いたしました防災頭巾の衝撃吸収性能試験、これによりますと、防災頭巾は書籍などの軽量な落下物からの保護用としては有効ですが、災害時の過度な衝撃には対応し切れない場合もあるため、日ごろから学校で避難経路の安全確保などの避難行動を認識し、防災に対する意識を高めることが重要とされております。  その上で、避難時に教科書や座布団で頭を保護するかわりに、防災頭巾を活用することは効果的であると考えております。  今後とも、学校における避難訓練の精度を高めて、児童生徒の安全確保に努めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 先ほどの答弁におきまして、四条北小学校で防災頭巾を取り入れているということでした。その防災頭巾の費用、どのような取り扱いですか。また、これは購入なんでしょうか、手づくりでしょうか。また、使用訓練、これも行ってますか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  四条北小学校では、学校を通じて購入してもいいですし、各家庭で購入していただいてもよいことにしております。また、手づくりのものも構わないというふうにしております。  ふだんは、各児童席に座布団として置いて使用しておりまして、災害時には着用して避難することになっております。  先日、震度5以上の地震を想定した避難訓練を実施した際には、使用訓練も行っております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) その避難訓練の際の防災頭巾の使用の様子はどうでしたか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  避難訓練を実施しましたのは6月6日でございまして、あいにくの雨天で、グラウンドではなく、体育館への避難ということになりましたけれども、全児童が防災頭巾を使用して、整然と行動できておりました。危機管理室からもアドバイスをいただきまして、防災意識を高めるよい機会になったというふうに聞いております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 日ごろの訓練が必要だということがわかります。  最後に、大きな地震発生が近いこと、また防災頭巾が効果的であることから、教育委員会として、全校の使用はできませんか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  府下でも甚大な被害が起こるとされている巨大地震の発生の備えもございます。また、先日の地震のこともございますので、従来よりもさらに防災への取り組みや意識づけが重要になってくるというふうに考えております。  防災頭巾の導入につきましては、衝撃吸収性や、また燃えにくさ、難燃性など、そういう性能、そして保護者のニーズ、各学校の避難訓練方法の現状も踏まえながら、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 教育委員会として、入学時からの採用を要望しておきます。  次に、かわまちづくりでありますが、全国でこの事業を申請・登録している数はどれぐらいありますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  平成30年3月現在でございますが、計画を策定して、登録されております自治体ですが、全国で191カ所となっております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) そのうち、大阪府内で登録されている主な事例を教えてください。また、近隣にはその事例はございますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  大阪府内の事例といたしましては、道頓堀川のリバーウォークは、年間を通しましてさまざまなイベント会場となっております。そのほか、情緒あふれるかいわいとともに、大阪の象徴的な場所として、川を身近に感じられ、水の都大阪を象徴するにふさわしい、にぎわいある水辺空間が魅力となっております。  また、水都大阪のライトアップや、河川区域にある中之島公園内でのレストランの経営によるにぎわい創造なども、当該事業の一環として取り組まれた事例となっております。  近隣では、京阪寝屋川市駅前の寝屋川せせらぎ公園におきまして、一級河川寝屋川を市民の皆さんに親しまれる川として再生を図り、憩いの場として有効活用されている事例などがございます。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) いずれも川面近くで楽しめる事例だったと思います。  本市の場合は、水と直接触れ合うことよりも、水のある景色を楽しむ方向で考えることのほうが適正と考えております。  登壇で5つの橋を挙げましたが、これらを縦一列に見ることができるのは、西は赤井の二丁目付近、東側は御供田北橋付近からになります。この付近に展望できるような工夫も考えるべきと思っております。  ところで、私は寝屋川沿い、恩智川沿いで住之井橋から三箇大橋までの間に、護岸擁壁の高さでペデストリアン、遊歩道デッキなどを考えておりますが、どうですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  護岸沿いの遊歩道の設置につきましては、河川が本市を分断しておりますデメリットをメリットに変えていく大きなポテンシャルをこの護岸が持っていると認識をしております。  府との協議を進める中で、護岸の強度を損なうことなく、また周辺のプライバシーについて配慮が必要であるなどといった御意見をいただいております。  また、可動橋であります住道新橋の問題など、周辺地域の皆様の御理解を得ることはもとより、現在、実現への可能性や設置による費用対効果を十分に検証してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 大東市の市内、市外からの憩いを求める人々で新しいにぎわいが広まることを期待して提案しております。ぜひ、前向きに取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、平野屋新田会所でありますが、周辺を含めて、この300年余り前の会所跡の一部が残されてるということは、本市の貴重な財産であります。市の史跡指定にするべきと思いますが、どうですか。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  平野屋新田会所の古文書につきましては、平成29年1月に市の文化財指定を行いました。市の購入した土地につきましては、文化財指定をいたしますと形状変更に制限がかかりますことから、整備完了時に坐間神社など関係するものと一括して史跡指定をしていきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) では、今できることから整備を進めるようにお願いいたします。  この会所、本市の歴史的観光資源として活用することを考えておりますが、いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  これまでは、観光ボランティアガイドやまびこさんに自主事業として会所跡の案内を行っていただくなどの対応をお願いしているころでございます。  今後も引き続き御協力をいただきながら、会所跡を観光ルートに組み込んだイベントを実施し、本市を訪れる皆さんへ会所跡の価値の周知を図るとともに、多様なメディア媒体を通じて情報発信するなど、観光資源として活用し、本市を訪れる機会の創出につなげてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) ぜひともよろしくお願いします。  平野屋新田会所市民サポーター、観光ボランティアやまびこさん、またノルディックウオークが最近は盛んになってきております。これらを組み合わせて、コラボレーションすることで歴史資源を核としたイベントなどを期待しております。  次に、井路、樋門について、その変化、資料をそろえるべきと思いますが、どうですか。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  平野屋新田会所市民サポーターの皆さんにつきましては、新田開発において張りめぐらされた井路と呼ばれる水路が非常に特徴的であることから、既に新田開発時の水路の状況の調査を開始されております。  教育委員会といたしましては、その調査に必要な資料提供や技術的な支援を行ってまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) よろしくお願いします。  時間ございません。最後、人の安全ですね、本市の避難所にある学校の体育館の場合に、避難された方がトイレの利用に際して、動線の足元に段差がなく、安全なのかどうか、また照明は十分であるのかどうか、その辺をチェックしていただいて、整備をよろしくお願いして終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。      午前11時43分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後0時58分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、11番・北村哲夫議員。(拍手) ◆11番(北村哲夫議員) (登壇)皆さん、こんにちは。  ただいま議長の指名をいただきました自民党翔政会幹事長の北村でございます。  本日、インターネット中継をごらんの皆さん、よろしくお願いをいたします。  さて、史上初の米朝首脳会談がシンガポールで開催されました。今後、日朝首脳会談を初め、拉致問題など、外交で対応が注目されます。  また、国内では大阪北部で震度6の強い地震が発生し、各地で被害が出ました。亡くなられた方々の御冥福を祈るとともに、被害を受けられた方々にお見舞いを申し上げます。  大東市においては、新庁舎公民連携事業など、議会として将来の世代に負担がないよう判断し、市民目線で住みよいまちづくりを目指していきたいと思います。  それでは、通告に従いまして、一般質問に入ります。  1点目、条例制定についてでございます。  3月議会において、議会提案条例の改正と新たな条例に関する専門委員会の報告をさせていただきました。議員間で議論を深めた3条例、大東市景観条例の制定について、空家・空き地条例制定について、マナー条例においては、改定について、その進捗状況をお聞かせください。  2点目、北河内の救命救急センターの状況についてでございます。  入院の必要がなく、帰宅可能な軽症患者に対して行う一次救急医療、24時間体制で集中管理を受ける二次救急医療、一次、二次で対応できない重症・重篤患者に対して行う三次救急医療があります。症状と緊急性から3段階の医療体制になっておりますが、本市を初め、北河内の一次、二次、三次の救急状況はどのようになっているんでしょうか、お答え願います。  3点目、子育て包括支援センターとネウボラについてでございます。  出産、妊娠、子育てと、子供の成長段階において切れ目のない支援を行う大東市版ネウボラの確立に当たり、子育て世代包括支援センターが8月に開設される予定ですが、その進捗状況と今後の予定をお聞かせください。  4点目、手話フォンについてでございます。  3月議会でもお聞きしましたが、その後、その状況はどうなっているのでしょうか、お聞かせください。  5点目、新庁舎についてでございます。  現在、庁舎の候補地の旧消防署跡地と隣接地で民間活力導入可能性調査を実施されました。その内容についてお答えをください。  6点目、フィルムコミッション事業についてでございます。  本市において映画撮影やドラマ、CM撮影や、まちぶらレポートのようなテレビ撮影もされていましたが、最近では余り耳にしなくなりました。映画やメディアを通せば、日本全国を初め、世界に本市の魅力を発信でき、またインバウンド事業でにぎわいを取り込める可能性はあると思いますが、誘致など、どのように進めていますか。  7点目、諸福児童センターの活用についてでございます。
     3月議会でもお聞きをしました。諸福児童センターが閉鎖され、約5年がたっています。その活用方法として、子育て関係の施設にできないかとも提案させていただきましたが、一向に動きがありません。公民連携事業も視野に入れるとの回答もありましたが、市有財産の複雑な活用よりも、建物の1棟貸しとして、賃貸借契約したほうが、事業者も早く決まり、維持管理などの人件費も削減し、収入も上がって、地域もより活性化すると考えますが、どうでしょうか。  8点目、空き店舗対策についてでございます。  住道駅前再開発事業により、大東市の玄関口には商業複合施設、サンメイツがありますが、6月初旬に大型スーパーが撤退し、駅前の活性化に暗雲がかかっています。よく、他市でも駅前のにぎわいの創出が問題視されていますが、本市の空き店舗対策など、商業の活性化対策など、どうされていますか。  9点目、外国語教育についてでございます。  文部科学省の学習指導要領において、グローバル化に対応した英語教育として、2020年に小学校では3年生、4年生から外国語活動が始まり、5年生、6年生は英語が教科化になります。また、中学校においては、英語の授業が日本語を使用せず、基本的に英語のみで授業されるとしていますが、現段階では小・中学校での英語教育の取り組みはどうされているのかお答え願います。  10点目、都市計画道路の進捗についてでございます。  大東市、大阪府の都市計画道路、深野北谷川線、福島太子田線、府道大阪生駒線、府道鴻池停車場線の進捗をお答えください。  以上、10点、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)初めに、諮問会議の進捗状況についてお答えします。  「景観条例の制定についての諮問会議」で取りまとめられた答申では、1点目、景観行政団体の移行に向け、景観基本方針を策定することや、2点目、景観計画策定に当たって、本市の持つ自然、歴史、中心市街地に重点を置いたまちづくりを目指すこと、3点目として、景観条例、景観計画の策定に当たっては実効性を高めるためのモデル地区を設定することなどの御意見をいただきました。  諮問会議でのこれらの御意見等を踏まえながら、今年度は景観審議会を立ち上げ、まずは本市の景観形成の方向性を示す基本方針を取りまとめ、その方針をもとに、大阪府との協議を進め、魅力ある良好な景観形成を実現するための景観条例や景観計画の策定に向け、取り組みを進めていきたいと考えております。  次に、「空家・空地条例の制定についての諮問会議」の答申の進捗状況についてでございます。  当諮問会議で取りまとめられた答申では、3点をいただいております。  1点目は、国に対して一部空き家を含む長屋等共同住宅の住居系建築物を特別措置法対象とするよう要望すること、2点目は、国費事業である空き家除却後のポケットパークへの転用に対する補助について予算措置を講ずること、3点目は、条例の制定については、空き家施策の進捗状況を観察し、判断することと、御意見をいただいております。  現在、大阪府及び府内市町村とも連携し、国に対して一部空き家を含む長屋等の共同住宅を特別措置法の対象とするよう要望していることから、条例の制定につきましては、国の動向等を注視し、その必要性等を研究してまいります。  なお、大東市空家等対策計画に基づく施策である空き家化の予防や利活用の推進など、着実な進捗に努めてまいります。  最後に、都市計画道路、府道及び市道の進捗についてお答えいたします。  本市施行の、都市計画道路、深野北谷川線につきましては、府道大阪生駒線から大東中央公園の区間において、平成28年度に計画幅員について都市計画変更を行い、平成30年3月16日付で事業認可を取得いたしました。  また、平成29年度と30年度の2カ年で一級河川鍋田川にかかる橋梁を含めた道路詳細設計を行っております。  今後、土地の測量や境界の画定を行い、土地の鑑定、家屋等の補償額の算定などを進めてまいります。  次に、都市計画道路、福島太子田線につきましては、平成28年度、現況測量及び土地家屋等の調査を行い、平成29年度より道路と個人所有地の境界を画定する作業を始めており、今年度も引き続き境界確定の作業を進めてまいります。  次に、大阪府施行の府道大阪生駒線の進捗状況についてでございますが、大阪府枚方土木事務所に確認しましたところ、中央環状線・諸福西交差点からパナソニック東側の諸福交差点までの区間で、事業に必要な用地の取得が完了しております。  工事につきましては、平成27年度より順次実施されており、昨年度までに下水道工事や南側歩道設置工事が部分的に完了しており、パナソニック前の区間において歩道部が供用開始されております。  平成30年度は、南側残区間の歩道設置と西行きの車道舗装を行う予定となっており、引き続き道路北側の改良工事を実施し、早期完成を目指していくとのことでございます。  なお、諸福交差点から東側、諸福郵便局西交差点までの区間につきましては、平成31年度に事業認可を取得し、引き続き事業を進めていく予定であると伺っております。  次に、府道鴻池新田停車場線の歩道設置につきましては、平成29年度に鴻池橋より北約50メートル西側にある不法占拠家屋を撤去し、歩道設置が完了しております。  現在、西諸福公園南側付近で用地確保のため、個人所有地との交換に向けて近畿財務局と協議を行っており、用地確保の後、歩道設置を進めると伺っております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)マナー条例の改定につきましてお答えいたします。  マナー条例では、「施行の期日から起算して3年を経過するごとに、この条例の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする」とあり、今年度がその3年目の年となりますことから、現在マナー推進員の皆様の御意見をお伺いしたり、啓発活動のあり方等について検証を行っており、条例改正の必要性について検討しているところでございます。  路上喫煙対策に関しましては、マナー条例にも迷惑喫煙の項目がございますが、路上喫煙を規制する個別の条例を新たに制定することも視野に入れて、先進市の状況等を調査した上で、検討する必要があると考えております。  住道駅周辺における喫煙禁止区域の設定につきましては、今後、住道駅前デッキの喫煙場所には植栽を、駅南側の喫煙場所にはパーティションを設置する方向でJT、たばこ組合、道路管理者、警察と協議を進めており、喫煙場所の整備を経た上で、路上喫煙禁止区域の設定についても進めてまいります。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)本市の一次、二次、及び三次の救急医療体制の状況についてお答えいたします。  救急医療体制につきましては、比較的軽症な方を対象とした一次救急と、緊急な治療や入院の必要な重症患者を対象とした二次救急、そして、二次救急では対応できない、高度処置が必要な重篤患者に対応する救命救急センターなどが三次救急として位置づけられております。  本市の一次救急としましては、小児科の休日診療所を設置しており、夜間は北河内夜間救急センターを利用していただいております。  二次救急につきましては、救急隊によって搬送される患者を受け入れることを告示している医療機関として、大東市内には4カ所ございます。  三次救急は、二次医療圏に1カ所以上を目標に整備が図られているもので、北河内圏域には枚方市と守口市に1カ所ずつございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)まず、子育て支援センターのネウボラについて、その進捗について御答弁申し上げます。  子育て世代包括支援センターを中核とした大東市版ネウボラにつきましては、妊娠期から子育て期・就学期までの幅広い年代にわたりまして、ワンストップで切れ目のない相談支援を実施することにより、子育て家庭が安心して子供を産み育てられる豊かな子育て環境の実現を目指す事業でございます。  現在、関係各部による細部の調整を行っており、今後は開設場所となっております保健医療福祉センター3階の内装工事等を完了いたしまして、平成30年8月に本格実施させていただく見込みとなっております。 次に、手話フォンでございます。  手話フォンは、相手先の電話番号を押すと、オペレーターが手話でつないでくれる電話リレーサービスを活用した、手話で通話できる公衆電話です。平成29年に羽田空港で初めて導入され、筑波技術大学、明石市、成田空港と、現在4カ所設置されております。 事業を行っている日本財団に確認いたしましたところ、残念ながら、今後の自治体への設置予定はないとのお話を伺っております。  聴覚障害のある人にとって暮らしやすい環境整備について、本市といたしましても、さらに研究を続けてまいります。  以上です。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)最初に、新庁舎整備事業の民間活力導入可能性調査の内容についてでございます。  本調査は、庁舎整備の事業手法に、民間事業者の創意やノウハウを取り入れ、効率的、効果的なサービスの提供が期待できるPFIなどの民間活力の活用につきまして、導入の可能性を検討することを目的として実施いたしました。  調査につきましては、2つの方法をとっており、1つは、建設企業、維持管理企業、金融機関、ディベロッパーなど十数社を民間事業者の対象とした個別面談によるヒアリング調査であり、もう一つは、財政支出削減効果を示すバリュー・フォー・マネーの算出でございます。  調査の結果、事業範囲やリスク分担での意見、民間収益施設の可能性などに課題はあったものの、設定している事業スキームに関しては特に問題なく、施設整備、維持管理において、創意工夫によりコスト削減は可能であり、おおむね多くの企業が本PFI事業への関心を示される結果となりました。  また、バリュー・フォー・マネーにつきましても、従来手法により事業を実施した場合に比べて6.37%の財政支出削減効果があることが確認され、本事業へのPFI手法の導入は有効であるという調査結果を得ているところでございます。  次に、フィルムコミッション事業についてでございます。  誘致活動につきましては、制作者の要望に合ったロケ地を確保するために、自然豊かな風景、公園、神社など魅力あるスポットの発掘や情報収集を行い、大阪フィルム・カウンシルに情報を発信しているところです。  また、本市と包括協定を結んでいる大阪産業大学や民間企業の皆様と連携を図りながらインバウンドの視点に立った環境整備などの研究を企図しているところです。  フィルムコミッションを積極的に行うことより、本市の魅力を発信する機会がふえ、訪日外国人を含む観光客の交流人口がふえ、地域活性化につながってまいります。  引き続き、フィルムコミッション事業の拡充策を図ってまいります。  次に、諸福児童センター跡地の利活用についてでございます。  諸福児童センター跡地の利活用につきましては、西部地区における子育て世代を初めとする人口流入状況を考慮し、子育て支援機能を中軸にした施設整備に向け検討を進めています。  本年3月定例月議会におきまして、御議決をいただきました「大東市公民連携に関する条例」に沿い、民間事業者のノウハウを生かしつつ、維持運営コストを低減させ、市民満足度の高い効果を生み出すことができるかどうかの可能性を検討しているところです。  早期供用開始に向け、より迅速な方針策定に努めてまいりますとともに、市民サービスの充実・拡充に寄与する質の高い子育て支援機能を持つ施設の拠点となるよう、継続して取り組んでまいります。  最後に、空き店舗対策についてでございます。  最近では、市内商工業団体や事業者の方々から、商店街だけにとどまらず市内各所でも空き店舗が見られるようになったとの声が寄せられております。  各商店街や個店におかれましては、空き店舗の解消も含めた商業活性化のための取り組みが行われていますが、本市といたしましても、商業者の方々に対し、来客促進のワークショップやセミナーを行うなどの支援を展開しているところです。  市内の商店などの認知度向上や、新たな顧客の獲得を目的とした大東まちゼミの開催や、D−Bizでの相談において、出店による起業や移転などを検討されている方々に対し、空き店舗を利用していただけるよう促していくことなどの取り組みを、地域住民の皆様や商店街の方々と連携して推進してまいりたいと考えております。  空き店舗の対策は、市内商業や商店街の活性化に不可欠であると認識しております。にぎわいの創出を図ることができますよう、市全域の商業の活性化につなげていきたいと考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)英語教育の取り組みについて御答弁申し上げます。  小学校におきましては、今年度よりフォニックスを取り入れた英語教育6カ年プログラム「DREAM」を全小学校で実施し、1年生から6年生まで全学級でDVDを活用した英語の短時間学習に取り組んでおります。  昨年度より先行実施しましたモデル校4校はもとより、今年度から導入しました8校においても、児童は大変意欲的に歌やアルファベットに触れながら学んでおります。  また、新学習指導要領の移行期間として、外国語指導助手(AET)も活用しながら、学級担任が進める外国語活動、外国語科の授業の充実を図っているところです。  中学校におきましては、英語教員が英語を使って進める授業を推進し、授業改善に努めております。また、3年生を対象に卒業時に求められる英語力として、国より示されている英検3級程度の英語力を身につけさせる取り組みの一環として、英検3級に挑戦する大東市版英検、「Daito English Trial」を昨年度より実施しており、生徒は市教育委員会で作成しました事前の検定(Hop検定・Step検定)に取り組んだ後、モチベーションを高めながら本検定にチャレンジしております。  昨年度の実績として、英検3級以上の取得率は、府を上回ることができました。  今年度は、さらに上の級を目指そうとする生徒の意欲向上につなげるため、英検準2級、英検2級受験への助成も行ってまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) それでは、順次再質問させていただきます。  まず、1点目、この3条例ですけども、諮問会議で我々議員が議論しておりまして、この2番目の空地・空き家は、まだ国の動向も定まってないですので、府にも要望してるという話なので、これはちょっと今進展がないということで、これはお聞きしません。  まず、景観条例なんですけども、この審議会の立ち上げとは言われてるんですけども、それ、いつまでにされるんですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  現在、審議会のメンバーの選定を行っております。予定では、夏ごろ、7月、8月、まあ8月ぐらいをめどに1回目の審議会をさせていただきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 一応、8月ですね。それであと、これ結構、議員の中でもやっぱり景観条例は議員でつくってしまおうかという話もあったんですけども、やっぱり行政のほうが積極的にするという形やったので、それで今ちょっとお聞きしてるんですけども、これ条例までの制定のスキームとか、そこはどうなってますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まず、条例制定ですね、条例を制定するためには、まず景観行政団体というものに移行しないと、基本計画あるいは条例制定ができませんので、まず今年度、景観行政団体になるべく、大阪府と協議を進めながら、市の中でも検討を行っているところでございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 順番にしていったら、1年、2年までにはできる話ですね。  あとマナー条例、10月見直しなんですけども、これはもう10月に見直しとなってるので、そこはほとんど改正というか、そこは大体もう、どういうものが改正になるかいうのは、行政の中でもう決まってるんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  今現在、マナー推進員さんの御意見等をお伺いしておりまして、今現在集計中でございます。そういった推進員さんの意見を伺いながら、その改正の内容等につきまして、検討を加えた後、必要ならばそういう方向で、今のところ、ちょっと集計中でございますので、この後の状況でそういった必要性が出てくるかもわかりません。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) あと、マナー条例の中では、一応受動喫煙とかもあったんですけども、それと分けて、先に路上喫煙のほうで条例を制定したほうがいいんじゃないかという話になったんですけども、喫煙場所も整備される話なんですけども、これもいつもう整備されるとかいうのは、決定されてますか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  喫煙場所につきましては、関係各所の調整がありますけれども、この夏、8月中をめどに設置していきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。
    ◆11番(北村哲夫議員) 8月ですね。結構、これ、それとあわせて周知看板とか、議員のほうからも、区画線とかも言うてたんですけども、そこは一緒にこれは整備はされるんでしょうか。  周知看板で、ちょっとここには載ってないんですけども、どこどこに移りましたとか、喫煙場所はここですよとかいう看板ですね。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  今回、住道駅デッキのほうにつきましては、西側から東側に移すということですから、そういった周知の文言は必要になってこようかと思いますので、そのようにしていきたいなと思っております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 結構これ、諮問会議でも、我々議員も現地へ踏査しました。それで、整備までに結構、環境課は、特にJTさんとか、たばこ組合とかに協議していただきまして、本当に今までかなり早く整備をされてるんじゃないかなというふうに感謝してますし、あと、それと同時に、それを整備した後、周知して、その後に条例を、条例というか、路上喫煙の範囲を決めていったほうがいいと思うんですけども、もう整備とそれと同時進行ぐらいで、そこはもう条例に対しての、その整備的なのは、どこまで進んでますか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  条例の前に、今まずは路上喫煙禁止区域の設定、次のこの移動の後の区域設定につきまして、今区域の範囲をどこまでにするかというところで考えておりますので、条例の中身につきましては、今後の検討状況の中で、そういった条例も視野に入れて考えていきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) この条例なんですけど、他市では、御存じやと思うんですけども、大阪市とか箕面市、茨木市、吹田市、豊中市、八尾市、摂津市とか、ここはかなり早かったんですけども、北河内では、枚方市、寝屋川市、守口市なんですけども、門真市はホームページで平成31年に向けて、もう取り組むと公表されてます。お隣、奈良県なんですけども、生駒市はもうこの6月から施行されてます。北河内と比較するんですけども、京阪沿線は、もう言うたら進んでるんですけど、片町沿線、3市まだなんですけど、そこは部長的にはどう思われますか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  そういう北河内の中で、ないしJRの沿線につきまして、ちょっと鈍いということになりましたら、今後、この路上喫煙場所の移動と、禁止地区の設定の、この動きに合わせ、ある程度スピード感持って対応していきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) そうですね、今、スピード感と言われたので、これね、ちょっと僕も、よそで驚いたのは、守口市さんなんですけども、本当に、前も言わせてもらったと思うんですけどね、1年前はやってなくて、1年後行ったときには、もう既にされてたという形で、かなりスピード感持ってされてたので、本市も多分できると思うので、そこは頑張ってやっていただきたいなと思ってます。  あと、条例なんですけども、生産緑地法が一部改正に伴って、生産緑地の面積の引き下げの条例改正をしてると思うんですけども、これ、中村ゆう子議員も3月の代表質問、また今議会でも質問されてました。彼女の場合は、農業委員会の委員の立場から、これが重要案件であると言われてました。  私は、田んぼをつくってるんですけども、そこはね、ここは市街化調整区域なので、一切生産緑地の件には該当もしないので、ここは全然関係ないかなと思ってたんですけども、私も農業委員のほうも昔させていただいてまして、そういった仲間の方からとか、また若い世代で、もう後を継いでいる方からでも、どうなるんだと、生産緑地の場合どうなるのかって話でよく聞かれます。また、これで今月、農協の組合長のほうも、市長に要望に来られたと思うんですけども、これ面積の引き下げも含めて、特定生産緑地制度は、納税猶予の対応など、本市的にはどう進めていくのか、それお答えできますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  平成29年6月15日付で生産緑地法の一部が改正されておりまして、生産緑地地区の面積要件が今まで500平米以上であったものが、地域の実情に応じまして市町村の条例によって、300平米以上500平米未満の範囲で定めることが可能となっております。  面積要件の緩和が、本市の農地保全に寄与することと考えておりまして、生産緑地の条例制定に向けまして、取り組みを進めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 今言われたみたいに、改正法、昨年の6月15日でやってるんですけども、これ早いところで、寝屋川市さんで平成29年12月27日付で制定されてます。これぜひ、土地活用に関するので、緑の保全や、また市の税収とか、住宅事情、いろんなことがあると思うんですね。これは早急に制定していただきたいと強く要望しておきます。  あと、本市の三次救急なんですけども、枚方市、守口市なんですけども、もしもそこで、仮にここで私が倒れた場合、これ搬送、もしもそういう重篤な場合は、そこはどこに搬送されるかいうのは、その2つのところで、救急隊のほうで判断されるのか、もう決まってるのかどうか、ちょっと教えていただきたいんですけども。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  患者さんの状況によりまして、通信指令室等、そのあたりの調整でどこの病院に運ぶかというのが決定されるものと認識しております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 大東市やったら、東大阪の救命救急センターも近いと思うんですけども、そことは、そういう医療連携とかは、大東市としては話はされないんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  医療圏としましては、本市は北河内の医療圏に属しておりますので、ちょっと医療圏をまたぐというところで、そういった協定的な話は進んでない状況でございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) それちょっと聞きたかったのは、これドクターカーなんですけども、これ、我々ドクターカーにすると、自民党の議員連盟ってあるんですけども、そこで寝屋川市さんが、このドクターカーを取り入れるという話になって、ちょっとお聞きしたんですけども、これ、大阪府下でやったら、運用してないところが守口市、門真市、大東市、四條畷市、茨木市、摂津市、島本町が運用してないんですけども、これは何か医療体制と関係あるのか、ちょっと、救急とかの話なので、消防組合とも絡んでくると思うんですけども、ちょっとそこは、医療体制的にはどうなるか、ちょっとお聞きしたいんですけども。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  各消防組合と、それと三次救急の医療機関とが、それぞれ協定によりまして、必要に応じてこのドクターカーの制度を協定を結ばれていると、そのように認識しております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 大東市の場合は、そこはどこが主導するのというか、消防なのか、保健医療部なのか、そこが予算とかもいろいろあると思うんですけども、そこはどこが主導するんですかね。保健医療部が主導してくれたら一番いいかなと思うんですけど、どうですか。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  契約的には、消防組合と医療機関が、契約といいますか、協定を結ぶということになろうかと思いますので、ただ、そこには予算的な措置ですね、運営費等が生じてまいりますので、そのあたりは各市とのまた調整も伴ってくるものと考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) この予算、聞いたんですけど、大体6,600万円と聞いたんですけども、これは多分、なかなかその範囲もあると思うので、一概には言えませんけども、お金かかる話なんでね、いろいろ考えないとだめだと思うんですけども、なるべくなら協議していただきたいなと思っております。  あと、ネウボラなんですけども、「子育てするなら大都市よりも大東市」、この大東ブランドなんですけども、やっぱりこれ、子育て世代包括センター、本当に他市も見られない本当にすばらしい施設だと思いますし、ここは本当に市長、すばらしいなと思っております。  あと、この保健、福祉、医療、教育関係が連携して、またここ、こども診療所も維持できてると思うんですけども、あとこの保育に関して、待機児童問題もあるんですけども、ここはネウボラと活用して、この待機児童の解消とかは考えておられますか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  今年度当初の本市における待機児童はゼロとなっておりますが、子育てしやすいまちの実現を目指す上で、年間を通じて安定的な保育の提供が必要であると考えております。  大東市版のネウボラでは、その役割の1つとして、利用者支援員による施設や子育てサービスの利用相談を担っておりますので、子育て家庭に対して、保育所等の施設情報を適切に提供して、子供たちの入所を手助けすることで、待機児童の通年解消につなげてまいりたいと、このように考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) あとやっぱり、この施設、本当にすばらしいと思うので、周知はもう徹底してほしいんですけども、その周知方法はどうされますか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  まず、開始を予定してます8月において、市報で4ページの特集記事を組ませていただく予定でございます。  また、市の行事、市民まつりであるとか、スマイルミネーションであるとか、人の集まる場所において、周知のほうを進めていきたいと考えておりますし、ホームページ、フェイスブック、子育てガイドブック、そういうのはもちろん、事業の周知に努めてまいりますし、各イベントにおいても、リーフレット等で啓発を行ってまいりたいと、このように考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) ぜひとも期待しておりますので、よろしくお願いいたします。  あと、この手話フォンなんですけども、これ前回も質問させていただきました。これ僕も日本財団さんに電話したんですけども、支援事業はもう平成29年で終わったと、あと関西空港と新千歳と福岡空港を設置したら終わりだという話でお聞きしました。  それで、手話通訳、電話でリレーサービスで、手話通訳サービスはそのまま続けるという話やったんですけども、これ開発業者さんにも問い合わせして、愛媛の業者なんですけども、値段聞いたんですよ。大体、最初のイニシャルコストというか、それで大体200万円、ランニングコストは電気代とインターネット代でいいという話だったんですけども、他市からもかなり問い合わせが多くて、ここの開発業者さんも、もっとコンパクトなものを、これ以上コンパクトなもので開発して、財団さんにお願いに上がるという話で、ちょうど19日に財団さんのほうに話に行かれたんですけども、やっぱりなかなかそこはだめでしたという話で言ってたんですけども、本市、これ明石市さんが行政で最初なんですけども、これここに問い合わせしたときに、大東市は大阪で一番にしましたと言ったら、もうかなり驚かれて、そこやったら、もう何とか協力したいなという話は言われてたんですけども、それがちょっとかないませんでしたけども、我々が一番にした話なんで、ソフト面ではかなりすごい施策としては頑張っておられると思うんですけども、やっぱりハード面で整備していただいて、行政の中でも先を走っていただきたいなと思うんですけども。これ、勝手に福祉センターに設置した場合と思って、勝手にやったんですけども、あとこれで、昔エレベーターホールもそのまま土足で行けたらなという話もあったと思うんですけども、考えてみました。ただ、庁舎の玄関口がこの7月で交付機も多分終わるのかな、そういうことを言われてたので、庁舎の玄関口に置けば、かなり宣伝効果というか、障害者の方も元気づけられると思うので、ちょっとこれはまた、200万円かかりますけども、ちょっとそこは部長、頑張っていただきたいなと思ってます。思ってるだけなので、ちょっとこれは要望で置いときます。  あと、新庁舎なんですけども、これPFI導入可能性調査なんですけども、これ概要版ですけども、これ、調査結果に基づいて、大東市がまとめたもの、これもう調査結果をもとにまとめてるんですか、大東市が。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  平成30年3月に株式会社ニュージェックというところから報告書をいただきまして、その概要版については、その報告書をもとに本市が取りまとめたものでございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) それでね、これ7月の広報で多分、これ出してたと思うんですけど、基本理念が平成28年というか、この当初は5つやったんですけども、今回、6個にふえてるんですけども、それ基本理念がいきなりふえるというのは、一体どういうわけなのか、ちょっと教えていただきたいんですけども。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  基本理念につきましては、「大東市新庁舎整備基本計画(素案)」の中にうたっておりまして、今議員がおっしゃられますように、現在6つの基本理念を定めております。6つ目につきましては、庁舎の副市長を筆頭とする部長級の会議の推進本部の中で意見が出てまいりまして、6個に基本理念を整理したところでございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) あと、この整備計画案なんですけども、これ導入調査をもとにと、部長会議とか、そこでまとめたものを今素案として上げてはるんですかね、これちょっとお聞きしたいんですけども、ちょっとどうですか、そこは。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  先ほど申し上げましたように、副市長を筆頭とする推進本部でまとめ上げたものを素案として皆様に御案内をさせていただいたところでございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) これがPFIの手法で大丈夫という認識でやられると思うんですけど、これほんまにPFIで大丈夫なんかいうのがね、ちょっと、僕不安なんですけども、それどういうふうに、そこはまたその中で会議されて、もう絶対大丈夫いう話でいたんですかね、そこは。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  先ほど、登壇で答弁させていただきましたとおり、昨年の9月の補正予算で、まずPFIの導入の可能性があるのかどうかという調査をさせていただきました。  2点の調査をさせていただきまして、1点がこのPFIについて、まず賛同をいただける企業様が本当にいらっしゃるのかどうか。それから、2点目が、バリュー・フォー・マネー、すなわちサービスに対する対価が得られるのかどうか、この2点を調査したところ、両者についても、色よい報告書がまとめ上がってきましたので、「大東市新庁舎整備基本計画(素案)」の中でPFIを導入した手法で進めるというふうに今現段階では記載しているところでございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 導入調査の中で、リスク分担とか、土地の権利関係とか、民間参画とかについて、調査されて載ってるんですけども、それは基本計画で34ページ、35ページあたりにちょっと書いてるんですけども、それだけなんですけども、そこはちょっと委員会でも言わせてもうたんですけども、もとの、ここであれば、大東市の持ってる単体の土地やのに、そこはやっぱし、みんなが思うのは、大東市の土地と、民間地の土地の話で共有関係の話が、やはりその権利関係が複雑やいうことで、ちょっとそこが一番根本的に問題なのかなという、これは購入できたとしたら、それでいいんですけども、まず移転するのであれば、そこはきっちりしとかんと、権利関係をちゃんとしとかんと、ちょっと不安が一番そこにあるんですけども、そこはどうお考えですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  まず、議員おっしゃられますように、この権利関係のことにつきましては、PFIの導入可能性をした際にも、多くの企業様のほうから、この権利関係の整備については、行政が行うべきことであるというような意見をたくさんいただきました。  先ほどリスク分担のお話をいただきましたけども、リスク分担につきましては、行政がやるべきことなのか、民がやるべきことなのかということをきっちりと、やっぱり整理すべきだということでございまして、この土地の権利関係については、行政の役割としてきっちり整理していきたいと考えております。  今、計画の、おっしゃいました素案の35ページに、その方向性を記しておりまして、現段階においては、民有地の所有者の方と等価交換を行って、我々がその土地を無償でいただいて、その分を無償で建物の床面積を提供するというような段取りでこの事業を進めたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) 普通、事業するんやったら、その複雑なことしやんとね、簡単なほうでするのが普通やと思うんですけども、そこがちょっと理解ができないんですけど。そら新しいものをすることは、かなりハードルが高いんですけども、行政なのでね、そこまでリスクを負わんでも僕はいいと思うんですよ。  あと、その詳細がいろんな方から、やっぱり不安の声が多くて、いろいろ詳細のこと、渋滞とか、そんなこともある、そこは詳細のことなので、また整備の内容で変わってくると思うんですけども。  あと今度、住民説明会もされるんですけども、これね、もっと単純なことで質問があると思うんですけども、本当にこれ、大丈夫ですかね、説明は。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  説明会につきましては、特別委員会ほか、各議員に御案内をさせていただきました現段階での基本計画の素案の概要説明、これが中心となってまいります。今、現段階では、この素案を案に切りかえて、議会のほうに議案として上程をさせていただくまでの間に、議会の皆様の御意見、それから住民の皆様の御意見を反映したものを案としたいというふうに考えておりますので、そのあたりにつきましては、住民の方の皆さんの御意見を真摯に拝聴して、案という形に取りまとめてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) あと、これ街づくり部がここで進めてる事業の、住道北地区のまちづくり調査業務委託ですね、これが容積率の緩和なんですけども、これ300%が400%かな、これって、はたからみると、もう庁舎のためにするというので、地域のためじゃないと思うんですけど、ここはどう進められていますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  住道北エリアの調査ということで、今年度予算をいただいておりますが、北地区といいますのは、北側が阪奈道路、南側は寝屋川、東側が住道の停車場線、西側が八尾枚方線、この道路・河川に囲まれた区域のことを住道北エリアと申しておりますが、古くからの街道筋等がありまして、非常に道路が狭くて、防災上の危険性のあるところがたくさんございます。南側に特にございます。このあたりの課題を解決するために、また庁舎が行ったことによって、活性化も進められるように、用途地域としては、今、近隣商業でございますが、容積率300%となっております。駅直近の利便性の高いエリアということで、今後、それらの課題を解決しながら、市の中心部として、にぎわいを形成するために、地域の皆様とお話し合いをしながら、地区の魅力を向上するための都市計画の手法について、例えば容積率のアップというものも含んだ上で、いろんな手法について、今検討を進めているところでございます。 ○水落康一郎 議長  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) もう時間ないので最後ですけども、これね、やたら住道駅、住道駅って、中心がって、もっと大東市全体を見てほしいんですよ。ここだけPFIやから大丈夫という話なんですけども、やっぱりこれ木を見て森を見ずという形で、多分全体を考えたほうが僕はいいと思うので、もうちょっとそれ、まちづくり的には、もう一遍考え直したほうがいいと思うので、またそこは検討してください、よろしくお願いします。  以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  最後に、一問一答方式で、6番・寺坂修一議員。(拍手) ◆6番(寺坂修一議員) (登壇)議長の御指名をいただきまして、私の一般質問を行います。  2年ぶりでございますので、若干、あちこちに飛ぶと思いますけど、どうかよろしくお願いいたします。  初めに、今回の震災でお亡くなりになりました方、被害をこうむられた方々に心よりお見舞い申し上げます。なお、公明党議員団といたしましては、本日、本会議が終了しましたら、明日、大阪北部地域の被災者を訪問させていただき、大東市も他人事ではない今回の都市型地震の実態を調査してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、質問に入ります。モニター映してください。全て、原稿をモニターで映すようにしましたので。  初めに、教育施策についてお聞きします。  教育はまちづくりの基本であり、まちづくり・人づくりの百年の計であります。時間がかかりますが、大事な歴史的課題であります。現在、大河ドラマ「西郷どん」で放映されていますが、幕末の中心になった各藩に薩摩の造士館、長州の明倫館、会津の日進館、水戸藩の弘道館などがあります。教育や子供たちの育成には、特に取り組んでまいりました。特に、会津の「ならむことはならぬものです」は、有名で、現在も会津若松市では子供たちが、あいづっこ宣言の朗読を行っていると聞いています。  今の大東市に一番欠けているのは、歴史的に教育の基本的持続ができていないことにあると思われます。大東市では、本来、河内音頭や、江州音頭も入れときます、だんじり文化、キリスト教的文化などが大東市の文化の中心になることが考えられますが、教育や子供の分野でこれらの考えは定着していません。どのような教育理念が大東市に定着するかは、これからの大東市のまちづくり・人づくり・夢づくりにとって大変大事であると考えます。  そこで提案いたします。現在、市議会開催時に朗読しております昭和46年10月1日に制定されました市民憲章の朗読を全ての小・中学校の始業式などの実施可能な時期に行うことを提案いたしますが、お答えください。  2点目に、全ての小・中学生が最低1つ以上のクラブ活動に参加する運動を提案いたします。  少子化でクラブ活動に参加する児童・生徒が大変少なくなっています。塾には行くが、クラブ活動は進学に余り必要性を感じていないことで取り組みが弱い風潮があります。学力だけでなく、人間教育が行えるクラブ活動への参加は、大事な教育の一環として考えます。クラブ活動を教育の一環として、全ての小・中学生に最低1つ以上に参加させる活動を提案しますが、見解をお聞かせください。  3点目の学力向上ゼミの充実についてお聞きいたします。  大東市では、公設の塾としては、土曜日を中心に学力向上ゼミを開催しています。学力向上だけでなく、民間の講師の方を活用することで、教員の負担の軽減にもなっています。また、私塾に通うことに比べても、費用が安く、多くの児童・生徒が参加できる状況にあります。しかし、開催場所が限定されていることや、回数の制限から、入れない子供たちがいることも現実であります。回数と開催場所の拡充、増加を提案いたしますが、お答えください。
     4点目に、複数の学校から成る合同クラブ活動と外部指導者の導入についてお聞きいたします。  少子化とクラブ活動への不参加などで、学校単独でチーム結成ができないクラブや、顧問の先生が不在のため、活動ができないクラブが各学校に存在しています。クラブ活動を行いたいと思う子供たちの熱き思いに応えていくのは、教育関係者だけではなく、教育立国を目指す大東市行政の責務と考えます。そのために、子供たちがクラブ活動に参加できる環境づくりを強力に推進することが大事であります。  例えば、単独チームが結成できないクラブの場合、複数校で合同チームを結成することが可能にできないでしょうか。高校野球などでは既に行われています。また同時に、教員の負担を軽減するため、外部指導員の導入を積極的に取り入れ、子供たちが希望する全てのクラブ活動が行える環境づくりを行政、教育委員会が協力して推進すべきと考えますが、見解をお聞かせください。  教育の5点目であります。福祉の相談窓口として生活困窮者受託事業があります。また、産業の分野では、起業や会社の経営拡大などの相談を受ける大東ビジネス総合センターがあります。それぞれに共通しているのは、民間の力を活用して、結果が出るまで相談に乗る寄り添い型の相談業務を行い、実績を上げていることです。教育相談にも、この民間型で寄り添い型の教育相談を導入すべきと考えますが、見解をお聞かせください。  次に、大東市の道路行政とバリアフリー化についてお聞きいたします。  教育と同じように、道路行政も百年の計であります。道路行政は教育と同じように、大変時間がかかる事業であります。しかし、その中で道路整備に力を入れている行政はまちのイメージも大変よいまちになっています。御堂筋はその代表的な道路であります。5月に改正バリアフリー法が成立しました。12年ぶりの改正であります。その中で、マスタープランの策定が市町村に求められていますが、大東市の取り組みについてお答えください。  2点目に、大東市の市内道路や歩道はアップダウンで歩きにくい、ガードレールで歩道が狭くなっている、電柱が歩道の真ん中にあるなどで、バリアフリー化が進んでいません。このことに対して、どのような対策を行おうとしているのか、お答えください。  3点目です。大阪府と大東市の連携についてお聞きします。  大東市の中心的幹線道路は、大阪生駒線、八尾枚方線が挙げられます。しかし、歩道が狭い、段差が多い、常に渋滞が発生している、景観的にもよくないなど、大東市のイメージをダウンさせる要素にもなっています。逆に、この課題を解決すれば、大東市のイメージアップになります。しかし、府道のため、大阪府が予算を投入しなければ、整備が行われません。大東市のイメージを下げている課題に、大東市が直接取り組めないことは、行政としては最大のマイナス材料であります。  大東市の中心的交差点であり、玄関的道路であります赤井交差点周辺の道路、歩道整備を大阪府と協議してスピード感を持って実行するため、大阪府にかわって代行整備ができないのかお答えください。  4点目に、大阪生駒線、八尾枚方線のバリアフリー路線への認定についてお聞きいたします。  先日、八尾枚方線の歩道整備について、大阪府と府議会議員、地元区長の皆様と点検に歩きました。簡易なことについては、すぐに修理を行っていただきましたが、多額の予算が伴うものについては、根本的にはできません。どのようにすれば、早く実現できるかとの問い合わせに、大阪府の職員の方は、大東市のバリアフリー路線の認定があれば早く取り組むことができるとのことでした。  そこでお聞きいたします。大阪生駒線、八尾枚方線を大東市のバリアフリー路線に認定していただき、大阪府も速やかに工事整備が行える環境を整えたいと思いますが、答弁をお願いいたします。  最後に、全世代市民会議についてお聞きいたします。  国から地方自治体への権限の移譲、地方自治体から地域住民への住民自治、これらはこれからの日本の国の大きな流れになってくると考えます。大東市は、住民自治の観点から51区の自治会があり、最高のボランティアとして、区長さんを初め、多くの役員の皆様が活躍されています。住民自治をさらに推進するために欠かせない存在であります。また、行政も境界明示の立ち会いや、市報だいとうの配布など、多くのことで区長さんに依頼していますので、その立場は大事でありますが、任意の団体であるとのことで、責任と立場が不明確であります。大東市としては、区長、市民会議では委員長の立場・権限についてどのように考えているのかお聞かせください。  次に、住民自治で大事なのは、市民の参加であります。自治会の加入率の向上や行政、地域のまちづくりに関心のある市民を糾合する市民組織を支援するためにも行政が先頭に立って、市民の皆様に地域活動への積極的参加、活動をPRすべきと考えますが、どのような対策を考えていますか、お答えください。  また同時に、住民自治をさらに推進するためには、市民会議や自治会に権限と財源を持たさなければ、市民の皆様は活動に取り組めません。自治会に対して、この権限と財源についての見解をお聞かせください。  その住民自治を推進するために、大東市では地区担当員の制度をスタートしていますが、その効果が出ていないと考えられます。地区担当員の効果をさらに出すためにも、専従の地区担当員の配置が必要と考えます。地方に行きますと、まちおこし応援隊などで、地域にべったりと張りついた市職員の姿をよく報道されていますが、大東市の地区担当員も市民会議や自治会に専従の職員配置を要望しますが、お答えください。  再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)まず、市民憲章の小・中学校での唱和についてお答えいたします。  市民憲章の理念は、小学生にもわかりやすいものとなっており、社会科副読本「わたしたちの大東市」を活用したふるさとジュニア検定にも掲載して、市民の一員であることを誇りとして理念を継承していけるよう、学ぶ機会を設けております。  今後、子供たちの成長を促す唱和のあり方、機会についても、学校とともに検討してまいります。  次に、小・中学校の1人1クラブへの参加についてでございます。  小学校のクラブ活動は学習指導要領に位置づけられており、第4学年以上の児童・全員が特別活動の授業の中で取り組むことになっていることから、1人1クラブに所属し、活動しております。  また、中学校の部活動は、学校教育活動の一環として実施されているものの、小学校とは異なり、教育課程外として位置づけられているため生徒全員が取り組むことにはなっておりませんが、その取り組みを通して規範意識や自主性などを高め、豊かな人間性を育むことができるという点で大きな教育的意義があるものと考えております。  1人でも多くの生徒が自主的、自発的に部活動への参加意欲を持たせることができるよう、本市教育委員会としましても、部活動が生徒たちにとって魅力ある有意義な活動となるよう支援してまいりたいと考えております。  次に、学力向上ゼミの場所などの拡充についてでございます。  学力向上ゼミは、現在、市内4会場で展開しております。数年前からの受講者増に対応すべく、市民会館会場の教室数をふやし、また昨年度より西部地区に会場を新設するなど拡充をしてきたところです。  あわせて塾講師の増員調整も行い、適正なクラス構成で実施しております。  また、複数の学校から会場に集まり、他校児童・生徒と切磋琢磨して学習するという、通うからこその値打ちも現在の会場運営のメリットであると考えております。  今後も、市内児童・生徒への学習機会の提供及び学力向上に資するべく、よりよい学力向上ゼミとなりますよう事業展開してまいります。  続きまして、学校合同クラブ活動と外部指導者の導入についてでございます。  他市におきましては、少子化に伴って部員が激減する、学校規模の縮小により部活動顧問を担う教員の数も減少するなど、十分な活動ができない場合に、生徒が希望するスポーツや文化活動を行う機会が失われることがないように、複数校による合同チームや総合型地域スポーツクラブとの連携等によって対応している事例がございます。  本市におきましても、少子化に伴う対応について検討しておく必要があると考えております。  また外部指導者の導入につきましては、部活動指導員の導入を見据えて、現在、部活動支援員の有効活用を進めているところです。  外部人材の積極的な参画を推進しながら、生徒たちにとって部活動がより一層充実した取り組みとなりますように努めてまいります。  最後に、教育相談業務の充実についてでございます。  子供や保護者にとっての相談事や悩みは千差万別であり、相談したいと思ったときにすぐに相談できる人や場所があることは大変重要であると認識しております。  現在、教育政策室が主管しております相談業務としましては、平素はキッズプラザで登室相談、電話相談、メール相談、出張教育相談として実施しております子育て全般に関する教育相談のほかに、家庭教育支援チームによる小学1年生への全戸訪問、支援を必要とする児童・生徒にかかわる発達相談や巡回相談、不登校にかかわって適応指導教室ボイスなどがあり、教育委員会事務局も随時、市民からの御相談に応じております。  いずれの業務も相談者に寄り添いながらの相談に努め、内容に応じては、より専門性のある部署へつなぎ、相談者のニーズに合った教育相談になるよう、その充実を図っているところです。  今後も、相談業務体制の機能向上を図り、相談者にとって利便性の高い相談業務の充実に努めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)市内道路のバリアフリー計画についてお答えいたします。  本市では、高齢者や障害者を含めた全ての人たちが安全に安心して暮らせる社会の実現を目指し、平成26年12月にバリアフリー基本構想を策定いたしました。  バリアフリー基本構想では、バリアフリー化を重点的・一体的に実施する地区として、JR3駅周辺を重点整備地区に設定し、地区内において、不特定多数の高齢者・障害者等が利用する施設を「生活関連施設」と位置づけ、これらの施設を結ぶ道路を「生活関連経路」と設定し、重点的にバリアフリー化を図ることとしております。  「生活関連経路」に位置づけた道路などのバリアフリー化を計画的に進めるため、平成27年度に道路や施設整備の実施年度を示した特定事業計画を策定し、その計画に基づき取り組みを進めているところでございます。  次に、段差などのバリアフリー化についてでございます。  バリアフリー基本構想における生活関連経路では、道路等の移動円滑化基準に基づき、横断歩道での歩道と車道の段差を2センチとすることや、歩道の縦断勾配を5%以下、横断勾配を1%以下、歩道の有効幅員を2メートル以上とすることなどが定められており、本市におきましては可能な限り、この基準に則した整備を行っているところでございます。  また、現在の歩道整備はバリアフリーの観点から、歩道と車道の段差が5センチのセミフラット型を基本として整備を行っておりますが、従前の歩道の一段高くなったマウンドアップ型で整備した箇所が、市内の市道、府道には残っております。  その他にも、さまざまな状況により、歩道に段差や高低差のきつい箇所があり、また、歩道上のガードレールや電柱が通行の妨げになっているなど、これらの改修の必要性は、十分認識しているところでございます。  引き続き、大阪府等と連携を図りながら、バリアフリー化に向けた取り組みを進めてまいります。  次に、府道、市道の整備の連携についてですが、本市ではバリアフリー法に基づく協議会を設置しており、バリアフリー基本構想の作成や実施に係る連絡調整を行うことを目的としております。  協議会の委員には、学識経験者や高齢者団体、障害者団体を初め、関係する施設管理者も構成員とされており、府道の管理者である大阪府も委員として参加いただいております。構想策定後の事業実施においても、適宜進捗状況を協議会で共有し、計画的に事業の進捗を図るよう取り組みを鋭意進めているところであり、今後も引き続き大阪府と十分協議をしながら取り組みを進めてまいります。  最後に、大阪生駒線、八尾枚方線の路線認定についてでございます。  バリアフリー基本構想における重点整備地区の1つである住道駅周辺地区においては、特にバリアフリー化を図る生活関連経路として、大阪府が所管する大阪生駒線や八尾枚方線の一定区間を位置づけし、歩道上の障害物の移設や段差改善などのバリアフリー化を鋭意進めていただいているところでございます。  しかし、生活関連施設の配置状況等によりまして、地区内の一部区間においては生活関連経路としての位置づけがされていない箇所もございます。  今後、歩行者の交通量や市民の皆さんの御意見等を踏まえ、大阪生駒線や八尾枚方線の未指定区間の生活関連経路への位置づけも視野に検討するとともに、重点整備地区外においても、円滑な移動ができる道路となるよう今後も大阪府と協力しながら進めてまいります。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)全世代地域市民会議は、市民が地域で主体的にまちづくりに参加し、住民自治の推進を図るため、区長を初め、各種団体のほか、地域住民、在勤者、在学者、一人一人が構成員となり、まちづくりの課題について、地域での話し合いにより解決への道筋をつけていただいております。  市民会議は自治会役員が中心となり運営を行っていただいている現状から区長が市民会議の代表者となる場合がほとんどでございますが、御質問の区長や市民会議の委員長等の代表者につきましては、法令の規定に基づく権限は有しておりません。  次に、市民の参加への拡大対策についてでございますが、市民会議は、自治区を最小単位としておりますので、その中での活動につきましては、道路、水路、公園などの清掃活動を初め、防犯灯設置や防災訓練などの防犯・防災活動、あるいは古紙回収や日赤などへの募金活動などさまざまな地域活動を行っておられ、多くの方が参加し活動されることにより地域力が高まり、地域自治の基本であります安全・安心な暮らしが実現されるものと考えております。  市といたしましても、今後も引き続き積極的に支援しながら、地区担当職員と地域とがより一層緊密に連携し、より多くの市民が自治区活動や、市民会議へ参加されるよう継続的にサポートしてまいります。  次に、住民自治としての権限と財源の確保についてお答えいたします。  住民自治の推進を図るため設立する全世代地域市民会議は、まちづくりを進めるに当たって市民会議と市が対等の立場で互いの役割を理解し、協働して行うこと、また、多くの市民がまちづくりに主体的に参加する組織であることを基本理念としております。  現在のところ、財源につきましては、市民会議準備会運営補助金、市民会議運営補助金、市民会議活動準備補助金、市民会議活動補助金などを設け、創設された市民会議へ交付しております。  今後、各市民会議の事業が円滑に進むよう、運営状況などを注視しながら、適宜、情報の提供、助言及び財政的な支援を行ってまいりたいと考えております。  最後に、地区担当職員の専従化についてお答えします。  地区担当職員制度は平成25年度から開始し、開始当初は、8地区24名体制、現在は7地区24名体制となっており、ことしで6年目を迎えております。  制度がスタートする前の平成24年度に専従化も含めた組織体制について検討いたしましたが、当時の職員数や職員配置の状況、そして職員育成も含め、兼務としてスタートしたものでございます。  地区担当職員は兼務であるゆえ、職員個々の負担は相当なものであると考えており、今後も、市民会議の創設数が増加し、市民会議がより活性化することに伴い、業務量も増加することが考えられます。専従化につきましては、業務量の状況を鑑みながら、引き続き今後の検討課題と考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) それでは、自席より質問を行います。  まず、また後で議長なり、議会運営委員会の委員長から話が行くと思いますけど、答弁者の声が小さいといって苦情がいっぱいメモに書いてありますので、もうちょっと元気よく、はつらつとやってください。何か、もう最初からやる気のないという顔してますので、ちょっとそれがないように、よろしくお願いいたします。  ちょっと最初、何の質問からやろうか思うたけど、やっぱり1番は教育だなと思いまして、教育をやっていくことと、もう一つは、一番進んでない道路行政だなと思いまして、最後に、市民会議の、これからの時代になってくる市民参加型のあれをどうしようかなということをやりました。  まず、道路からちょっと行きます。これ、八尾枚方線の、オートバックスのところの橋のところです。ここをどうしますか、反対側の府はやりましたけど、こっちの橋のほうができてませんので。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  大阪生駒線の、この区間につきましては、大阪府のほうも未整備ということは十分認識しておられます。土地の問題等がございまして、今、まだ進捗ができてないというふうには伺っております。  これからも、土地の問題解決等に向けてやっていただけるように、大東市からも要望させていただきたいと思います。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) これ橋の話だよ。奥の土地はもう終わってるんですよ。ピザ屋さんは終わってますんやで、橋は大東市でしょう。違いますか。 ○水落康一郎 議長  暫時休憩いたします。      午後2時15分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後2時16分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  水路の部分につきましては、大東市の所管でございますが、この橋については、府道の橋でございますので、大阪府と連携しながら、歩道の整備に向けて取り組んでまいりたいと思います。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) だから、反対側の太子田側ができてまして、こっち側がこれできてない状態ですので、ちょっとおかしいなと思って、水路が大東市なので、これ結局大東市がサボってるんじゃないかと、こう考えてしまいましたので、あえて最初にちょっと聞かせてもらったというわけでございます。  次に、これは反対側ができ上がってるところですね、もうできてるところです。暗渠のほうですからね。これを大阪府がやってるのに、反対側がなぜできてないのかと思ったんで、市かなと思うたんですけど、1回ちょっとそこはまた確認してください。  あと、これはポールが真ん中にこないして置いてある状態の道路があります。これは新田のところの、トルコ料理屋さんの前ぐらいになります。これ、多分、車どめやと思うんですけど、今ごろこんなとこにつけて、車をとめるという人はいないと思いますから、そうやって考えると、どう考えても、これは歩行者と自転車をいじめるポールだとしか思えないんですけど。いいです、いいです。どんどん行きますから。悪いところ。  これは万代百貨店の前なんですけど、実はフェンスを張ったんですけど、新しく張ったところに、もともとこれ、若干引いてる部分の中に、要するに縁石の上に立てずに、もともとの古いところにやってる、ここは自転車がほとんど1台ぐらいしか通れない状況なんですけど、過去にこういう縁石の横にあったのを、縁石の上に立てて、ちょっとでも、これわずかですよ、20センチぐらいですけど、もうこういうところで拡張工事なんかできませんから、こういう感じのことが今やってます。これは、八尾枚方線のほうなんですけど、これはさっきと一緒です。歩道に相変わらずこういう、反対側は行け行けどんどんになってて、ここまでにこういうのを残してるというのは、歩行者の視点とか、自転車の視点からいくと、これもう邪魔になると思いますので、これも対策をちょっと。  まとめて言います。これは大東市で一番最悪な、バリアフリー化されてない計量所の前の道路です。これはもう御存じのとおり、ああいう形でやってます。途中で市がきれいに補修してるんですけど、これでも結局補修してるということは、逆に広げる気は全然ないという考えだと思います。  反対側です、これはもうどうやってここを通ろうかという、自転車と人が通るかという、通れない道です。これはいつも思うんですが、電柱を先に立てたのか、歩道を先につくったのか、これを聞きたいなと思っておりますけど、あえて聞きません。  これはアップダウンのところであります。要するに、府道という状態のところとか、市道も一部ありましたけど、要するに、大東市の市民の立場からいくと、邪魔やし、もっと広げてほしいし、バリアフリー化してほしいけど、府とのやりとりの中でこれができてないという、ここを今回の一番ポイントはそこなんですよ。あれをこうしてくれじゃなくて、府とのやりとりで、府がもうお金出さないんやったら市が出しますよと、そのかわり後で補助金でくださいよとか、そういう形ができるのかどうか、ちょっと1回、総括的に。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  府道、市道、両方につきまして、いろいろ御指摘をいただきました。特に、旧来整備されておりますマウンドアップ、1段高い歩道につきましては、当時の基準のままで整備しておりますので、まず幅員が狭い、それから横断防止柵が歩道側にある、なおかつ電柱が真ん中におる、こういうところが特に新田地域とか、あちら側にたくさん見受けられます。  府道も市道も両方なんですが、まずは先ほども御答弁させていただきましたように、バリアフリー基本構想の中である重点地区を重点的にまずは解消させていただきたいというふうに考えておりまして、ただ、先ほど1枚ございましたように、歩道の真ん中に電柱が立ってる、なおかつ横断防止柵が石の上に立ってなくて、内側に立ってる、こういうところにつきましては、歩行者の通行もままならない状況だと思いますので、早急に改善に向けて、ここは関係部局と協議したいと思います。
     あと府の府道について市が整備できないかということでございますが、あくまで大阪府が管理しております府道については、大阪府で整備していただきたいというふうに考えております。市が先行して整備して、後でお金をもらえないかということでございますが、もらえる保障はございませんので、まずは府に対して強く要望してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) この最たるものがこの放置自転車なんです。なぜのけられないかって、簡単です。ここがマナー条例で制定する放置自転車エリアに設定されてないから、府は看板だけをつくるんです。市は府道だから、やれないんですという、結局これで何のイメージが悪いか、結局大東市って最悪のところだって、このイメージを植えられてるのに、市は府の管轄だと、府は、いや、ここは放置自転車エリアゾーンには入っておりませんから、自分たちは注意勧告だけしかできないんですという、こういう話なんです。  さっきもちょっと言いましたけど、赤井の交差点です。本当は、ここが大東市の一丁目一番地で、道路行政の中心でないといけないはずなんです。これは皆さん見てもらったらわかりますから、それぞれがありますけど、例えば、この前、和泉市に行ってきまして、和泉市の市役所の横が、ちょっとかなり、これが和泉市役所の横にできて、今風の、これは三角形ですけど、大体四角で、信号のない交差点という形です。だから、左側が駅ですし、右側に、スーパーの上に図書館があるという、駅前をこういう形で、ほとんどこれ3月ぐらいにでき上がったとこなんです。要するに、信号をつくらなくて、事故が起きないような形でするという、1つの交差点のモデルとして、これやったところなんですよね。何を言ってるのかといったら、これをつくってくれと言ってるんじゃないんですよ、赤井の交差点は何のために有名かといったら、きょうの渋滞は赤井交差点何キロというのが、もうそれしか出てこないですよ、マイナスのイメージばっかしが出てくる、この道路行政の根本的なものである赤井の交差点、しかし、一応バリアフリーのエリアには指定されてるんですから。しかし、それがみんなここは歩きやすいよねって、走りやすいよねって、誰も思ってないということなんです。このことを、ただ府にそれを全部言っていったって、府はいつやるかわからないんだという、こんな状態の中で、いつこの問題を解決するかなんですよ。どうしますか。これね、実は衣田部長のときから延々とやってるんですよ。あなた何代目の部長か知りませんけど、まだ解決できないんですよ。恐らくここにおる人が全員亡くなった後ぐらいに、まだ同じ質問を公明党の議員がしてるかもしれませんけど、お答えください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  議員からございましたように、大阪府としましては、まずバリアフリーの基本構想の中で、生活関連経路に市のほうで位置づけてもらえたら、整備が早くなるということがございました。本市といたしましても、今おっしゃってる赤井の交差点含めまして、生活関連経路、一部指定はしておりますが、赤井の交差点から北側ですとかというあたりは、生活関連経路に位置づけしておりません。これはなぜかと申しますと、生活関連施設、多くの方が集まる施設を結ぶ経路として生活関連経路を重点的に整備していくということになってございますので、経路の見直しも含めまして、今後できるだけ早く解消できるように努めてまいります。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) これは、きんのぶたの前なんです。こっちのほうは、きんのぶたの駐輪場をちょっとつくってくれた部分です。もうちょっと戻しますと、さっきちょっと出てきたんが、万代の前なんです。要するに、店舗が新しく開店することに関して、セットバックをしてくれないかという形で、これは市の行政も、大阪府に対しても同じような話をしたんです。答えとしていくならば、結局一番の結果が出たんが、この御領にありますコーナンのところでして、これは歩道がありまして、実際、ちょうど白いラインのところが境界ですけど、そこの横に駐輪場をコーナンさんはつくってくれたんです。そのことで、夜は、だから、夜も別にここ閉鎖しませんから、自由に通れるんですけど、これ実際、府と掛け合いまして、市もやりましたけど、全然動かずに、結果的にコーナンの本社が堺にありますので、堺の国会議員にお願いして、本社に直談判しまして、セットバックしてくださいという形なんです。そうしちゃうと、これ別に道路行政は市に頼まんと、そこの民間の人たちに頼んだほうがいいんじゃないかという、こういうことも言われてしまうんですね。だから、そういうことがないように、今、だから府は府、市は市という建前で、だからこの議論は何でこんなんになるかって、結局、市長について言ったら怒られるけど、公営住宅の移管の話を何かしてるというのは、我々は府営住宅に住んでる人たちからいっぱい苦情を受けてるけど、その苦情に対して府営住宅だから、市民でありながら、その対応ができないという、このジェラシーの中におるっていう、同じことが今行われてるということなんです。これを変えなければ、どんなに大東市をよくしようとか、そういうイメージアップ作戦をとったって、だめなんですよ。だから、ここの根本的なことを何か方法はないかと、何かありませんか、やり方の方法。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  当然、府・市、管理所管があるんでございますけれども、大阪府、枚方土木事務所というところが道路については管理をいたしております。府と市ですね、枚方土木事務所と例えば定期的な会議を設けるですとか、そういうことで、それぞれの課題を再認識した上で、よりよい方向に整備できるように努めたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 9月は河川、小南議員がやりましたけど、ちょっと河川を、府とどうするんかというのをやりたいと思いますので、もう全部そういうトーンでいきたいと思いますから、よろしくお願いいたします。  教育に行きます。  まず最初に、ちょっと僕最初に、済みません、答弁聞いてなかったんですけど、例の市民憲章の唱和って、どういう言い方でしたか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  市民憲章につきましては、今現在、社会科副読本の「わたしたちの大東市」を活用したふるさとジュニア検定にも掲載して、学ぶ機会を設けておりますが、その唱和のあり方であったり、機会につきましては、学校とともに、これからになりますが、検討してまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) これがあいづっこ宣言という、「ならぬことはならぬものです」という、10条というところの中の、これを、今の現代風に変えて、会津若松市で子供たちが読んでいることなんです。人をいたわりましょう、ありがとう・ごめんなさいと言いましょう、我慢をします、ひきょうな振る舞いをしませんという、もともとの「什の掟」の中の文を今風に、これ変えてる分なんです。決して、こういうことって、僕はできないことはないと思ってるんですよね。  これ実はきのう、あすか組という太鼓のあれがありまして、大束議員と一緒に見に行ってきました。4,000円ですけど、こういうのが世界でやってるこれを、4,000円で見れるというのはすごいですよって、参加してる方。もう他府県ナンバーがいっぱい来てました。ただ、1,200席のキャパの中の1,000席ぐらいしか埋まってなくて、関係者から言わせたら、何でこんなすごいのを大東市民というのは見に来ないんですかという、まさに文化レベルの低さというのをここで感じたんです。  もうこれは簡単です。教育のレベルにおいてしっかりとそのことが僕はできてないからと思ってます。だから、聞きます。教育長、指導監の、あなたの教育理念を教えてください。 ○水落康一郎 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  まず、大東市の、もう3年前になりますけども、教育大綱というのを市長のほうで定めていただきました。これは総合教育会議で教育委員会と一緒に定めたものでございます。  その中で、「あふれる笑顔幸せのまち大東」の未来をつくる人づくり、市長がいつもおっしゃってます、人づくりはまちづくりをする、その人づくりの教育からと、この理念のもとで進めておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  一言で言いますと、子供たちのよさを伸ばすということでございます。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) それでいいんです、別に全然そんな難しいこと聞こうとしてるんじゃなくて、簡単なことなんですよ。  だから、やっぱり何というのかな、さっき言った文化協会の方がいっぱい役員出て、結構みんなやってるのに、何でこんだけのものが来ない、これは決してこれだけじゃない、ほかのイベントも入れてね、満杯にならないんですよ、大東市は。何というか、ここの大変さというのは、もっと僕は感じてほしいし、そこの原点はやっぱり教育の力の入れ方が要るんです。それで、クラブの参加とか、要するに学力だけじゃなくて、体力的な部分も入れてというのが必要じゃないかという、もう一度、僕はこの大東の教育のあり方とか、教育指針とか、教育理念とか、こういうことについて議会も入れて、全体で議論するときに来てるんじゃないかという、ただカリキュラムに応じたことをやってれば、すごい子供が育つなんてあり得ないんですから、やっぱり、熱き思いを持って、過去の先輩たちがやってきたことを今やるべき時期に来てるんじゃないかなと思います。  そういう視点で、市長、どうか、市長の教育理念を聞かせてください。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  私は、幼少期から、みずからが頑張れることを見つけた人は幸せだと思っております。その頑張ることを強要されるのではなく、みずから自分の意思で頑張り、習得し、上達することに喜びを覚え、さらなる努力や頑張りにつながっていくようなこと、これは決して人から強要されるものでなく、頑張ること自体も強要されることでなく、みずからが見出すことに多くの手を差し伸べて、ヒントを出し続ける中で、大東市の子供たちが頑張る課題、テーマ、そういった内容を見つけられるよう指導し、環境を整えることが教育だと思っております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) ありがとうございます。  ただ、これらを具体的に教育の現場でどういう形でやっていって、そしてその子供たちが大人になったときに、もうたった一言です。大東市大好きだって、大東市は自分たちのふるさとだと、こう言われるようなものが気持ちの中から、命の中から出てくるような教育をやっていかなければ、結果的に、今のこの厳しさは何十年前の我々にも責任があるんじゃないかということを感じて、それやったら、過去に戻れないんやったら、これから未来の大東市の人づくり、まちづくりをやっていくために、教育ということについてしっかりとこの議論をやりたいなと思います。  きょうはもう時間ありませんから、9月議会でコミュニティスクールの話をやりたいと思ってますので、今から通告をしておきます。先の話ですけど。  ともかく、そういうことも入れてやらないとと思います。  もう一つ、やっぱり大東に欠けてる部分は、何というんですかね、イメージが悪いというのは、イメージが悪い話をしてるという、恐らく、酒飲んだらその話ばっかりして、特に副市長なんかは、それで盛り上がってるんじゃないかなと、こう思ってるんですけど、僕は悪口を言わない条例とか、褒めたたえる条例みたいなんを1回大東市もつくって、もっとこの大東市のいいところ、いっぱいあるんですけど、それをみんなが言おうやって、みんなで語ろうやって、みんなでそのことを出して、大東市全体のアップをやっていこうと、これもまた教育だと思ってるんです。これ、子供の教育だけじゃなくて、大人の教育の中でも出てくるし、子供がそれを褒めたたえれば、もっと僕は大人もそれをまねしていくと思いますけど、今この褒めたたえる条例、悪口を言わない条例について、市長はどう考えますか。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  私のまちづくりの理念で、「幸せのまち大東づくり」というフレーズがございます。この幸せというのは、外部ではかれるものではなく、本人がどのように感じるかというところでございまして、あるものを数えて、ないものを数えることを極力避けていくこと、今あるもののありがたさを感じ、今あるものの幸せを謳歌すること、こういったことを足し合わせて、掛け合わせることによって、人々が幸せが実感できる大東市がより大きく広がっていくんでないかなと考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 本当にね、いいのはいっぱい、いいものはあると思ってますけど、残念ながら、それに光を当て切れてない今の我々に責任があるんかなということを改めて今感じてるところです。  でも、やっぱり究極的には教育の現場でこういう話がもっとどんどんできて、数学やった、国語やったとか、そういう形じゃなくて、何かこういう、もっといい話が子供たちの中に広がっていくような、そんな話題性のあるような大東市の教育現場であり、教育の実態であるという、そうしていかなければ、さっきちょっと、こっちのレベルで言いましたけど、人と話すれば悪口言ってるとか、大東市のあのことは嫌やとか、こんなことばっかしが話題に出るような、そんな世界じゃなくて、ここをもっと教育の現場で変えることはできないかなと思いますけど、何か意見ありますか。 ○水落康一郎 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  新しい学習指導要領も示されたところでございます。今まで学んできた知識、これをやっぱりどう使うか、このことにしっかりとこれからの子供たちの力をつけていきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 別の一般質問で児玉議員も道徳の話をしました。僕はあの考えはそのとおりだと思っております。道徳というのは、やってもいいんですけど、評価の対象とか、点数つける対象じゃ絶対ないと思ってますけど、それがそういう形になっちゃうと、またまずいかなと思います。  だから、ある面で道徳をあえて取り入れなければならない空気になってきたという日本の教育の実態が、そういう歴史であるとか、親を思う気持ちであるとか、そういうことが失われてきつつあるという、この中から来てるんじゃないかと、ただそれは教育のそういう理念が変わったら、簡単に子供たちが変わるかじゃなくて、やっぱり教育委員会であるとか、先生であるとか、学校現場であるとかになってくる、そこをもう一つ、本当は地域も入れて、これ変えていかなければならないんじゃないかなと思います。  そういう面で、さっき言ったように、学力だけじゃなくて、人間教育としても最高の大東市の教育はこれだぞというような、そういうプランがあったら、ちょっと両方、どちらでもいいですからお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  今、一番考えておりますのは、まず1つに、不易と流行、この辺の見きわめ、今、会津の例出していただきましたけども、不易の部分が今、少し欠けてる、これに力を入れていきたいと思いますのが1つと、大東市の子供たちは、たくさんよさを持っておりますし、今、少しずついろんな面で改善をしてきております。さらに、自分に自信を持つ、議員御指摘の人間教育ということにつながると思いますが、自分に自信を持てるような教育環境づくりをしっかり信念を持って進めてまいりたいというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 教育に関しましては、これからいろんな機会、またいろんな角度を変えて、またいろんな現場の実例も見ながら、いろいろとこれから質問をさせていただきたいと思います。どうか、大事なことであります。今議論してることが、恐らく10年、20年後に形としてなるかもしれませんけど、それでも今議論しなければ、大東市の教育というのは前に進まないんじゃないかなと思いますので、特に人間教育に関して、これからどうしたらいいかということを次回、答弁の用意をしていただけたらありがたいと思いまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  これをもって一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。午後3時より再開いたします。      午後2時38分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後2時58分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、議案第33号「市道路線の認定について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第33号市道路線の認定について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第33号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第4、議案第34号「大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更およびこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第34号大阪広域水道企業団の共同処理する事務の変更およびこれに伴う大阪広域水道企業団規約の変更に関する協議について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第34号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第5、議案第40号「新田中央公園再整備工事(第2期)請負契約について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第40号新田中央公園再整備工事(第2期)請負契約について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。
    ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第40号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第6、議案第41号「H30新田地内水路整備工事請負契約について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第41号H30新田地内水路整備工事請負契約について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第41号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第7、議案第42号「大東市立こども診療所の指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託をされました議案第42号大東市立こども診療所の指定管理者の指定について、審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第42号は委員長報告どおり可決されました。  暫時休憩いたします。      午後3時06分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後3時07分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第8、議案第35号「大東市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第35号大東市災害派遣手当等の支給に関する条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第35号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第9、議案第36号「大東市市税条例等の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第36号大東市市税条例等の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第36号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第10、議案第37号「大東市重度障害者の医療費の助成に関する条例および大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託をされました議案第37号大東市重度障害者の医療費の助成に関する条例および大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第37号は委員長報告どおり可決されました。
     次に、日程第11、議案第38号「大東市指定地域密着型サービス事業者の指定ならびに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第38号大東市指定地域密着型サービス事業者の指定ならびに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第38号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第12、議案第39号「大東市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第39号大東市立自転車駐車場条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第39号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第13、議案第31号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第1次)について」の件を議題といたします。  本案に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第31号平成30年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  なお、本件に対しまして、賛成の討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  次に、大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第31号平成30年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  次に、賛成討論はありませんか。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)日本共産党、あらさき美枝です。議案第31号平成30年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について、日本共産党議員団を代表しまして、討論を行います。  今回の補正予算の中には、北条まちづくりプロジェクトにかかわる予算が含まれております。1つは、12月から開始予定の飯盛第二市営住宅の建てかえのための解体工事が当初の予定より工期が延び、年度をまたぐため、8,975万9,000円のマイナス補正と、マイナス分を31年度の債務負担行為とするもの、もう一つは、北条まちづくりプロジェクトで開発する東側の南北道路の測量及び設計を行う費用904万4,000円です。  飯盛園第二住宅は、耐震面やお風呂がない、エレベーターがないなど、生活面においても問題が多く、早期に建てかえる必要があると認識しております。そのため、今回の補正予算について賛成をいたしますが、北条プロジェクトについては、多くの問題点があります。このプロジェクトは大東市の土地を全面的に使用します。大東市民の財産である土地を幾らで貸して、どのように使っていくのかという部分がいまだに決まっておらず、3分の1ルールなどで説明されている収益がいつから入ってくるのかもまだわからないずさんな計画になっております。  また、一般的には入札や選定を経て決まるはずの事業者が、既に決まっているといった進め方に問題があります。  今後事業を進めるに当たって、市民の皆様に公明正大に説明できるように求めまして、賛成討論といたします。 ○水落康一郎 議長  ほかに討論はありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第31号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第14、議会議案第6号「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしております議案書のとおり、議員の派遣を行うことに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第6号は、議案書のとおり派遣することと決定いたしました。  次に、日程第15、決議第2号「大阪北部地震(仮称)発生にかかる地震対策に関する決議」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第2号大阪北部地震(仮称)発生にかかる地震対策に関する決議について、提案理由の御説明を申し上げます。  本件につきましては、文案を朗読いたしまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。  お手元に決議(案)を配布しておりますのでごらんください。  決議第2号「大阪北部地震(仮称)発生にかかる地震対策に関する決議」。  平成30年6月18日午前7時58分に発生した大阪北部を震源とした地震により、高槻市立小学校のプールに設置されたブロック塀が倒壊し、通学中の女児がそのブロック塀に挟まれ亡くなるなど、地震で崩れたブロック塀の下敷きになり亡くなる事象が生じました。  建築基準法に違反した構造物であったと報道もありますが、本市においても学校周辺の通学路はもとより、学校敷地内においても高さのあるブロック塀が見受けられ、同様の事象が生ずる危険が予見されます。  通学路にて生じた今回の重大事故を未然に防ぐべく、早急に現状調査を実施し、安全対策を講じられることを要望いたします。  以上、決議する。  以上のとおりであります。よろしく御賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  また、議会におきましては、行政に対して補正予算を組んで、早急にこの件を改修作業を行うよう求めます。  通年議会でありますので、臨時議会を開いてでもやりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって決議第2号は原案のとおり可決されました。  最後に、日程第16、決議第3号「ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書」の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第3号ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書について、提案理由の御説明を申し上げます。  外見からは容易に判断が難しいハンデのある方が、周囲に援助や配慮が必要であることを知らせるヘルプマーク及びヘルプカードについては、導入を検討・開始している自治体がふえています。  援助や配慮を必要とする方が所持・携帯していることはもちろんのこと、周囲でそのマークを見た人が理解していないと意味を持たないため、今後は、その意味を広く国民全体に周知し、思いやりのある行動をさらに進めていくことが重要となりますが、国民全体における認知度は、いまだ低い状況にあります。  よって、政府においては、心のバリアフリーであるヘルプマーク及びヘルプカードのさらなる普及推進を図るため、次の事項について取り組むことを強く求めるものです。  1つ、「心のバリアフリー推進事業」など、自治体が行うヘルプマーク及びヘルプカードの普及や理解促進の取り組みに対しての財政的な支援を今後も充実させること。
     2つ、関係省庁のホームページや公共広告の活用など、国民へのさらなる情報提供や普及、理解促進を図ること。  3つ、鉄道事業者など自治体を越境している公共交通機関では、ヘルプマーク導入の連携が難しい状況にあるため、今後はスムーズな導入が図れるよう国としての指針を示すこと。  以上のとおりであります。よろしく、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件は原案のとおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって決議第3号は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、今定例月議会に付議されました事件は、全て議了いたしました。  定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、6月1日の定例月議会開始以来、本日まで、付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。  蒸し暑い日が続いておりますが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、健康に十分に留意され、今後ますますの御活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますが、定例月議会終了の御挨拶といたします。  次に、市長より定例月議会終了に際し、御挨拶をいただきます。  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)平成30年6月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今定例月議会にて、御提案させていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決、御同意を賜り、まことにありがとうございました。  また、より開かれた市議会を目指され、市民への積極的な議会傍聴への取り組み等に対する御努力に深く敬意を表する次第であります。  今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えております。議員各位には、今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  終わりになりましたが、もう間もなく、本格的な夏となります。議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意をいただき、ますます御活躍されますことを祈念申し上げ、甚だ簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  それでは、これをもちまして、平成30年6月大東市議会定例月議会を終了いたします。  どうも皆さん、長い間お疲れさまでございました。      午後3時28分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  水 落 康一郎             〃   議 員  石 垣 直 紀             〃   議 員  澤 田 貞 良...